頭部外傷の急性期における意識障害
脳術後の意識障害
メクロフェノキサート塩酸塩(塩酸メクロフェノキサート)として、通常成人1回250mgを1日1〜3回、注射用水10mLに溶解して静脈内又は筋肉内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
過度の興奮性のある患者〔副作用として興奮が報告されている。〕
痙れんのある患者〔副作用として痙れんが報告されている。〕
筋肉内注射時
筋肉内注射にあたっては組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。
筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行うこと。なお、特に同一部位への反復注射は行わないこと。また、新生児、低出生体重児、乳児、幼児、小児には特に注意すること。
神経走行部位を避けるよう注意すること。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。
溶解後
溶解後はなるべく速やかに使用し、放置したものは投与しないこと。
1,090例中54件(5.0%)に副作用がみられ、主な症状は血管痛(1.3%)、不眠(0.9%)、発疹等(0.6%)等であった。(再評価結果)
| 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
| 過敏症 注2) | 発疹 | ||
| 精神神経系 | 不眠、焦躁感、興奮 | 不安、痙れん | |
| 肝臓 | AST(GOT)、ALT(GPT)、AL-Pの上昇 | ||
| 循環器 | 血圧変動 | ||
| その他 | 血管痛、熱感 | 全身違和感 |
注2)このような症状があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注射用ルシドリール250mg
m3.comにご登録済の方
薬剤名検索
薬剤情報提供:一般財団法人日本医薬情報センター 剤形写真提供:株式会社薬事日報社
・薬剤情報・剤形写真は月一回更新しておりますが、ご覧いただいた時点で最新情報ではない可能性がございます。 最新情報は、各製薬会社のWebサイトなどでご確認ください。
・投稿内容の中に適応外、承認用法・用量外の記載等が含まれる場合がありますが、エムスリー、製薬会社が推奨するものではありません。