毛細血管抵抗性の減弱及び透過性の亢進によると考えられる出血傾向(例えば紫斑病など)
毛細血管抵抗性の減弱による皮膚あるいは粘膜及び内膜からの出血、眼底出血・腎出血・子宮出血
毛細血管抵抗性の減弱による手術中・術後の異常出血
アドレノクロムモノアミノグアニジンメシル酸塩水和物として、通常、成人1日30〜90mgを3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
着色尿があらわれることがある。[アドレノクロムモノアミノグアニジン及びその代謝物の影響が考えられる。]
総症例数2,158例中123例(5.70%)222件の副作用が報告されている。主な副作用は食欲不振42件(1.95%)、ALT(GPT)上昇34件(1.58%)、AST(GOT)上昇31件(1.44%)、嘔気29件(1.34%)、下痢29件(1.34%)等であった(1987年9月までの集計)。
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | |
過敏症 注) | 発疹 | |
消化器 | 食欲不振、嘔気、下痢、嘔吐 | 腹痛等 |
肝臓 | 肝機能異常(ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇等) | |
腎臓 | BUN上昇 | |
その他 | 全身倦怠感 |
注)このような場合には、投与を中止すること。
S・アドクノン錠30 10.1円/錠
m3.comにご登録済の方
薬剤名検索
薬剤情報提供:一般財団法人日本医薬情報センター 剤形写真提供:株式会社薬事日報社
・薬剤情報・剤形写真は月一回更新しておりますが、ご覧いただいた時点で最新情報ではない可能性がございます。 最新情報は、各製薬会社のWebサイトなどでご確認ください。
・投稿内容の中に適応外、承認用法・用量外の記載等が含まれる場合がありますが、エムスリー、製薬会社が推奨するものではありません。