リカマイシン

マクロライド系抗生物質製剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 ロキタマイシン
製造/販売 旭化成ファーマ
剤形/規格
  • リカマイシンドライ...

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禁忌

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

  • <適応菌種>

    • 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、カンピロバクター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、クラミジア属、マイコプラズマ属

  • <適応症>

    • 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、感染性腸炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、顎炎

用法・容量

  • 用時懸濁し、通常、未熟児・新生児を含む小児に対しては体重1kg当たり、ロキタマイシンとして1日20〜30mg(力価)を3回に分けて経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

注意事項

慎重投与

  • 肝機能障害のある患者[体内貯留の延長するおそれがあるので、適宜減量するなどの注意をすること。]

適用上の注意

  • 懸濁液調製時

    用時調製の製剤であるため、調製後の保存は避けること。
    やむを得ず保存する必要がある場合には冷所に保存し、できるだけ速やかに使用すること。また、服用時十分に振り混ぜること。

  • 服用時

    主薬の苦味を防ぐ製剤設計が施してあるので、酸性飲料(オレンジジュース等)で服用すると苦味が発現するため避けることが望ましい。

相互作用

副作用

副作用発現状況の概要

  • 総症例9,712例中、77例(0.79%)に副作用が認められた。
    その主なものは、下痢39例(0.40%)、発疹17例(0.18%)、AST(GOT)の上昇9例(0.09%)等であった。(再審査終了時)

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

  • ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明)

    ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、呼吸困難、喉頭浮腫、蕁麻疹、嘔気等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

  • 肝機能障害、黄疸(0.01%)

    AST(GOT)、ALT(GPT)、LDHの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

0.1〜5%未満 0.1%未満 頻度不明
過敏症 注) 発疹 蕁麻疹 そう
消化器 下痢 悪心、胃部不快感、腹痛、食欲不振、嘔吐、軟便 腹部膨満感、便秘
肝臓 AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇
血液 好酸球増多
その他 口内炎、視朦感
  • 注)発現した場合には、投与を中止すること。

薬価

リカマイシンドライシロップ200 77円/g

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