ライボミンS注射液

補酵素型ビタミンB2・B6製剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 ピリドキサールリン酸エステル水和物 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
製造/販売 トーアエイヨー / アステラス製薬
剤形/規格
  • ライボミンS注射液

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効能・効果

  • 下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合

    • 湿疹・皮膚炎群、口唇炎・口角炎・口内炎

  • (効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。)

用法・容量

  • 通常成人1回1〜2mLを1日1〜2回、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

注意事項

適用上の注意

  • 静脈内注射時

    • 静脈内注射の場合は、注射速度が速すぎると一過性の胸部不快感を訴えることがあるので、できるだけゆっくり注射すること。ゆっくり注射しても胸部不快感を訴える場合は、輸液等で希釈し点滴するか、又は皮下・筋肉内投与に切替えるなど適切な処置を行うこと。

    • <静脈内投与時の胸部不快感について>

      • 本剤の有効成分の1つであるFADの静脈内投与により胸部不快感が出現した3例を含む健常人8例に対し、FADとして20mgを5%ブドウ糖液500mLに希釈して、2時間かけて点滴静注した結果、胸部不快感が出現した例はみられなかった。
        しかし、健常人にFADとして10mgを1〜2秒間で静脈内投与あるいはFADとして30mgを20%ブドウ糖液20mLに希釈して約30秒かけて静脈内投与したところ、延べ17例中6例にFAD投与開始後20〜30秒で胸部不快感が出現し、投与開始後90〜120秒で消失した。また、FADとして20mgを20%ブドウ糖液20mLに希釈し、2分間かけて静脈内投与した試験においても一過性の胸部不快感出現例が認められた。
        したがって、静脈内投与時の胸部不快感を防止するためには点滴静注法が望ましい。

  • 筋肉内注射時

    • 筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に配慮すること。

      • 神経走行部位を避けるよう注意すること。

      • 繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行うこと。
        なお、乳児・幼児・小児には連用しないことが望ましい。

      • 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

  • アンプルカット時

    • 本剤はアンプルカット時にガラス微小片混入の少ないワンポイントカットアンプルを使用しているので、ヤスリを用いずアンプル頭部のマークの反対方向に折り取ること。
      なお、アンプルカット時にはカット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。

相互作用

併用注意

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
レボドパ レボドパの作用を減弱することがある。 ビタミンB6がレボドパの末梢での脱炭酸化を促進する。

副作用

副作用発現状況の概要

  • 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

  • 過敏症

    発疹(頻度不明)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。

薬価

ライボミンS注射液 61円/管

評価サマリー

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