<注射>
細胞外液欠乏時、ナトリウム欠乏時、クロール欠乏時、注射剤の溶解希釈剤
<外用>
皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布
含そう・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進
<その他>
医療用器具の洗浄
<注射>
通常20〜1000mLを皮下、静脈内注射又は点滴静注する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
適量をとり注射用医薬品の希釈、溶解に用いる。
<外用>
皮膚、創傷面、粘膜の洗浄、湿布に用いる。
含そう、噴霧吸入に用いる。
<その他>
医療用器具の洗浄に用いる。
心臓、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
腎障害がある患者[水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。]
調製時
注射剤の溶解・希釈剤として使用する場合は、生理食塩液が適切であることを確認すること。
投与前
投与に際しては、感染に対する配慮をすること(患者の皮膚や器具消毒)。
寒冷期には体温程度に温めて使用すること。
開封後直ちに使用し、残液は決して使用しないこと。
投与時
ゆっくり静脈内に投与すること。
皮下注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、下記の点に注意すること。
神経走行部位を避けるように注意すること。
繰り返し注射する場合には、注射部位を変え、たとえば左右交互に注射するなど配慮すること。
なお、乳・幼・小児には連用しないことが望ましい。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。
アルミシール(ゴム栓部の汚染防止のためのシール)は使用直前にはがすこと。
通気針は不要である(混注量等により、通気針が必要な場合もある)。
輸液としての使用時には、連結管による連続投与は行わないこと。連続投与を行う場合には、Y型タイプのセットを使用すること。
内容液の着色又は混濁などが認められた場合は使用しないこと。
アルミシールが万一はがれているときは使用しないこと。
ゴム栓への針刺は、ゴム栓の刺針部(○部)に垂直に、ゆっくりと行うこと。斜めに刺すと、ゴム片(コア)が薬液中に混入したり、ポート部を傷つけて液漏れを起こすおそれがある。
容器の目盛はおよその目安として使用すること。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
大量・急速投与
大量を急速投与すると、血清電解質異常、うっ血性心不全、浮腫、アシドーシスを起こすことがある(頻度不明)。
生食液100mL「CHM」 130円/瓶
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