消化性潰瘍のある患者
重篤な血液の異常のある患者
重篤な肝障害のある患者
重篤な腎障害のある患者
[類薬で上記の患者に投与した場合、症状が悪化することがあり、本剤でもそのおそれがある。]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛薬等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[アスピリン喘息患者に本剤の経口負荷試験を行ったところ、一部に陽性反応を認めたとの報告がある。]
手術ならびに外傷後の消炎・鎮痛
下記疾患の消炎・鎮痛
腰痛症、頸肩腕症候群、関節症、神経痛、膀胱炎、子宮付属器炎、会陰裂傷、抜歯、智歯周囲炎、歯髄炎、関節リウマチ
下記疾患の鎮痛
急性上気道炎
通常、成人には1日量エピリゾールとして150〜450mgを1日2〜4回に分けて経口投与する。ただし、関節リウマチにはエピリゾールとして1日量600mgを経口投与する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
急性上気道炎の鎮痛の場合
通常、成人にはエピリゾールとして、1回量50〜150mgを頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ただし、原則として1日2回までとし、1日最大450mgを限度とする。
消炎鎮痛薬による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
急性疾患に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮すること。
急性炎症、疼痛の程度を考慮し投与すること。
原則として同一の薬剤の長期投与を避けること。
原因療法があればこれを行うこと。
慢性疾患(関節リウマチ)に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮すること。
長期投与する場合には定期的に臨床検査(尿検査、血液検査及び肝機能検査等)を行うこと。また、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な措置を講ずること。
薬物療法以外の療法も考慮すること。
患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意すること。
感染症を不顕性化するおそれがあるので、感染による炎症に対して用いる場合には適切な抗菌薬を併用し、観察を十分に行い慎重に投与すること。
他の消炎鎮痛薬との併用は避けることが望ましい。
高齢者及び小児には副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめること。
めまい、眠気があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう十分注意すること。
過敏症の既往歴のある患者
消化性潰瘍の既往歴のある患者
血液の異常又はその既往歴のある患者
肝障害又はその既往歴のある患者
腎障害又はその既往歴のある患者
気管支喘息のある患者
[類薬で上記の患者に投与した場合、症状が悪化することがあり、本剤でもそのおそれがある。]
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
承認前の調査1,319例中報告された副作用は6.9%(91例)で、主な副作用は消化器症状3.0%(40件)、食欲不振0.8%(11件)、悪心・嘔吐0.8%(10件)、下痢・軟便0.7%(9件)、頭痛0.5%(7件)であった。
承認後における調査22,205例中報告された副作用は6.7%(1,492例)で、主な副作用は消化器症状3.0%(660件)、食欲不振1.8%(401件)、悪心・嘔吐0.7%(165件)、下痢・軟便0.2%(53件)であった。
また、関節リウマチを対象とした調査1,127例の集計においても副作用の発現状況に差は認められなかった。(再審査対象外)
(頻度不明注))
ショック
ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、呼吸困難等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
注)自発報告又は海外において認められている副作用のため頻度不明。
下記の副作用があらわれることがあるので、異常が認められた場合には必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 注) | |
| 過敏症 | 発疹等 | そう痒感等 | |
| 消化器 | 胃痛、腹痛、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、便秘、口内炎 | ||
| 精神神経系 | 頭痛、めまい | 不眠、眠気 | |
| その他 | 浮腫 |
注)自発報告又は海外において認められている副作用のため頻度不明。
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