ナトリウム摂取の制限を必要とする患者[ナトリウム貯留増加により、症状が増悪するおそれがある。]
閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
前立腺肥大による排尿障害のある患者[排尿筋を弛緩、膀胱括約筋を収縮させるため、排尿が困難になり、症状を悪化させるおそれがある。]
重篤な心疾患のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
麻痺性イレウスのある患者[消化管運動を低下させるため症状を悪化させるおそれがある。]
下記消化器症状の改善
食欲不振、胃部不快感、胃もたれ、嘔気・嘔吐、胃痛
通常成人1回1.5gを1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
視調節障害、散瞳、羞明、めまい等を起こすことがあるので、投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作をさせないように十分注意すること。
浮腫のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
高血圧症の患者[症状が悪化するおそれがある。]
前立腺肥大のある患者[尿を出にくくすることがある。]
潰瘍性大腸炎のある患者[中毒性巨大結腸があらわれることがある。]
甲状腺機能亢進症のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
高温環境にある患者[汗腺分泌を抑制し、体温調節を障害するおそれがある。]
開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
本剤は生薬を含むため、製造ロットにより多少色調等が異なることがあるが、品質には影響ない。
本品の品質を保持するため、直射日光を避け、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管し、開封後は湿気に注意して、フタを十分に閉める等、取扱いに注意すること。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| 三環系抗うつ剤フェノチアジン系薬剤MAO阻害剤抗ヒスタミン剤イソニアジド | 本剤の作用が増強されることがある。 | 抗コリン作用が増強されることが考えられる。 |
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。
| 頻度不明 | |
| 眼 | 視調節障害、散瞳、羞明、霧視等 |
| 消化器 | 口渇、悪心・嘔吐、便秘等 |
| 泌尿器 | 排尿障害等 |
| 精神神経系 | 頭痛、頭重感、めまい等 |
| 循環器 | 頻脈等 |
| 過敏症 | 顔面紅潮等 |
ベルサン 6.3円/g
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