下痢症、消化管内の異常発酵による生成ガスの吸着、自家中毒・薬物中毒における吸着及び解毒
薬用炭として、通常成人1日2〜20gを数回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
9.5 妊婦
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に、生理機能が低下していることが多い。
14.1 薬剤交付時の注意
薬剤の性質上容器内圧がかかっていることがあるので、開封時には注意すること。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| レフルノミド | 本剤がレフルノミドの活性代謝物であるA771726の体内からの消失を促進し、レフルノミドの作用を減弱させることがある。 | A771726は体内で腸肝循環しているため、本剤が腸管内でA771726を吸着し、血中濃度を低下させると考えられる。 |
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 消化器 | 消化不良 |
| 長期連用 | ビタミン類及び鉱物質等の吸着による栄養障害 |
薬用炭「日医工」 8.5円/g
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