本剤又はピラゾロン系化合物(スルピリン等)に対し、過敏症の既往歴のある患者
頭痛
ミグレニンとして、通常、成人1日1.0gを2〜3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ただし、長期連用は避けるべきである。
ショック等を予測するため、十分な問診を行うこと。
原則として長期投与を避けること。
本人又は両親・兄弟が他の薬物に対するアレルギー、蕁麻疹、気管支喘息、アレルギー性鼻炎又は食物アレルギー等の患者
肝又は腎障害のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
血液障害(貧血、白血球減少等)のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
非ステロイド性消炎鎮痛剤を長期間投与されている女性において、一時的な不妊が認められたとの報告がある。
配合変化
本剤は高温・高湿度条件下に保存すると吸湿しやすく、また、他の薬物との混合で融点降下、臨界湿度の低下を起こしやすい。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| インターフェロン製剤(インターフェロン-α、インターフェロン-β等) | インターフェロン製剤との併用で本剤中に含まれるアンチピリンの血中濃度が高まることが報告されているので注意すること。 | インターフェロン製剤により肝臓でのアンチピリンの代謝が抑制されると考えられている。 |
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
(いずれも頻度不明)
ショック
ショック症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、胸内苦悶、血圧低下、顔面蒼白、脈拍異常、呼吸困難等があらわれた場合には適切な処置を行うこと。
無顆粒細胞症
無顆粒細胞症(初期症状:発熱、咽頭痛、倦怠感等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には中止すること。
| 頻度不明 | |
| 過敏症 注1) | 発疹・紅斑、小疱性角膜炎、そう痒 等 |
| 血液 注2) | 血小板減少、貧血 等 |
| 肝臓 注1) | AST(GOT)・ALT(GPT)の上昇 等 |
| 腎臓 注1) | 腎障害 |
| 消化器 | 食欲不振、悪心・嘔吐 等 |
| 眼 | 眼障害 |
| その他 | 頭痛、眩暈、眠気、倦怠感 |
注1)このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。
注2)観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
ミグレニン「メタル」 7.6円/g
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