2.1 アルギナーゼ欠損症の患者[アルギニン血症を増悪させる。]
2.2 リジン尿性蛋白不耐症の患者で、アルギニンの吸収阻害の程度が大きい患者[本剤投与により下痢を起こすことがある。]
下記疾患における血中アンモニア濃度の上昇抑制
先天性尿素サイクル異常症[カルバミルリン酸合成酵素欠損症、オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症、アルギニノコハク酸合成酵素欠損症(シトルリン血症)、アルギニノコハク酸分解酵素欠損症(アルギニノコハク酸尿症)]又はリジン尿性蛋白不耐症(ただし、アルギニンの吸収阻害が強い患者を除く)
通常、1日量として、体重1kg当たり0.15〜0.50g(L-アルギニンとして0.12〜0.38g)を3〜6回に分割し、経口投与する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
一般に少量より開始し、血中アンモニア濃度、自他覚症状等を参考に十分な効果が得られるまで漸増する。また、食事管理(低蛋白食)及び必須アミノ酸補給等の十分な栄養管理の下に投与する。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
容器開封後は吸湿に注意して保管すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 0.1〜5%未満 | |
| 消化器 | 嘔吐、下痢、悪心・嘔気 |
| 皮膚 | そう痒感 |
| 肝臓 | 肝機能異常(AST上昇、ALT上昇、AL-P上昇) |
| 精神神経系 | 眠気 |
注):発現頻度は、承認時までの臨床試験及び市販後の使用成績調査の結果を合わせて算出した。
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