バル筋注100mg「第一三共」

重金属解毒剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 ジメルカプロール
製造/販売 第一三共
剤形/規格
  • バル筋注100mg...

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効能・効果

  • ヒ素・水銀・鉛・銅・金・ビスマス・クロム・アンチモンの中毒

用法・容量

  • ジメルカプロールとして通常成人1回2.5mg/kgを第1日目は6時間間隔で4回筋肉内注射し、第2日目以降6日間は毎日1回2.5mg/kgを筋肉内注射する。

  • 重症緊急を要する中毒症状の場合は、1回2.5mg/kgを最初の2日間は4時間ごとに1日6回、3日目には1日4回、以降10日間あるいは回復するまで毎日2回筋肉内注射する。

  • なお、年齢、症状により適宜増減する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 鉄、カドミウム又はセレンの中毒の際には投与しないこと。[これらの金属とジメルカプロールとの結合により毒性の増強をみることがある。]

過量投与

  • 悪心・嘔吐、頭痛、口唇・口腔・咽頭・眼の灼熱感、流涙・流涎、筋肉痛、胸部の圧迫感、振戦、血圧上昇等があらわれることがある。
    また、ときに昏睡又は痙攣があらわれることがある。この場合、アドレナリン、エフェドリン、抗ヒスタミン薬等の投与が症状を緩解するとの報告がある。

適用上の注意

  • 投与経路

    筋肉内にのみ注射すること。

  • 筋肉内注射時

    筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため下記の点に注意すること。

    • 注射部位については、神経走行部位を避けて慎重に投与すること。

    • くりかえし注射する場合には、左右交互に注射するなど、同一部位を避けること。なお、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意すること。

    • 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

  • 開封時

    アンプルカット時の異物混入を避けるため、エタノール消毒綿等で清拭しカットすること。

取扱上の注意

  • 貯法

    保存中に結晶が析出した場合は、室温で溶解して使用すること。

  • アンプルカット時の注意

    本品は、「ワンポイントカットアンプル」を使用しているので、アンプル枝部のマークを上にして、反対方向に折りとること。

相互作用

副作用

副作用発現状況の概要

  • (再審査対象外)

その他の副作用

  • 過敏症(頻度不明注)

    過敏症状があらわれた場合には投与を中止すること。

    • 注)自発報告又は海外において認められている副作用のため頻度不明。

薬価

バル筋注100mg「第一三共」 1645円/管

評価サマリー

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