チオクト酸の需要が増大した際の補給(はげしい肉体労働時)、Leigh症候群(亜急性壊死性脳脊髄炎)、中毒性(ストレプトマイシン、カナマイシンによる)及び騒音性(職業性)の内耳性難聴
上記の効能又は効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
チオクト酸として、通常成人1日1回10〜25mgを静脈内、筋肉内又は皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤の静脈内注射にあたっては、注射速度はできるだけゆっくり行うこと。
筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため下記の点に注意すること。
筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行うこと。
なお、特に同一部位への反復注射は行わないこと。
また、低出生体重児、新生児、乳児、小児には特に注意すること。
神経走行部位を避けるよう注意すること。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
本剤はワンポイントアンプルであるが、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。
取扱い上の注意
使用時、ブドウ糖液又はアミノ酸製剤との混合は差支えないが、酸性の注射液や注射用カルシウム製剤との混合は白濁又は沈殿を生ずるおそれがあるので注意すること。
安定性試験
最終包装製品を用いた長期保存試験(遮光保存、3年)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、チオトミン注25mgの遮光保存における3年間の安定性が確認された。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
| 頻度不明 | |
| 消化器 | 食欲不振、悪心、下痢 |
| その他 | 発疹、頭痛、めまい、心悸亢進 |
チオトミン注25mg
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