本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
卵白アレルギーのある患者〔本剤の成分は卵白由来の蛋白質で、卵白アレルギーを有する患者においてアナフィラキシー・ショックを含む過敏症状の報告がある。〕
皮膚潰瘍〔褥瘡、熱傷潰瘍、外傷性潰瘍、下腿潰瘍(静脈瘤症候群を含む)、その他皮膚潰瘍(帯状疱疹後潰瘍、放射線潰瘍、薬物潰瘍、糖尿病性潰瘍、術後潰瘍)〕
症状及び病巣の広さに応じて適量を使用する。原則として1日1〜数回潰瘍面を清拭消毒後、リント布又はガーゼなどにのばして患部に貼布するか、又は必要に応じて患部に直接塗布する。
長期連用により貼布部位に発赤等の皮膚症状が出る可能性があるので、患部周辺の清拭消毒を頻回に行うこと。
アトピー性皮膚炎、気管支喘息、薬剤アレルギー、食物アレルギー等のアレルギー性素因のある患者〔アレルギー性素因のある患者は薬剤を含む各種アレルゲンに対して感作を受けやすく、アナフィラキシー様反応を起こすおそれがある。〕
両親、兄弟等がアレルギー症状の既往歴のある患者〔アレルギー性素因が遺伝し、アレルギー症状を起こすおそれがある。〕
投与経路
本剤は眼には使用しないこと。
寒冷時に軟膏がチューブから出にくい場合がある。
小児の手の届かない所に保管すること。
酵素製剤のため貯法(室温保存)を厳守すること。
総症例8,742例中、87例(1.00%)の副作用が認められている。主な副作用は、接触性皮膚炎(紅斑、発赤、水疱、
(頻度不明)
ショック、アナフィラキシー様症状
ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、
下記の症状があらわれた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと。なお、二次感染による発熱があらわれた場合には使用を中止し、抗生物質を投与するなどの適切な処置を行うこと。
| 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | |
| 皮膚 | 接触性皮膚炎(紅斑、発赤、水疱、 |
|
| 使用部位 | 局所疼痛、滲出液過多、悪臭 | |
| 過敏症 | 蕁麻疹 | |
| その他 | 二次感染による発熱 |
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