ホモクロミン錠10mg

抗ヒスタミン剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 ホモクロルシクリジン塩酸塩
製造/販売 エーザイ
剤形/規格
  • ホモクロミン錠10mg

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禁忌

  • 緑内障の患者〔抗コリン作用により眼圧を上昇させるおそれがある。〕

  • 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者〔抗コリン作用により排尿困難、尿閉等があらわれるおそれがある。〕

効能・効果

  • 皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹、中毒疹、小児ストロフルス)、じん麻疹、アレルギー性鼻炎

用法・容量

  • 通常成人、1回1〜2錠(ホモクロルシクリジン塩酸塩として10〜20mg)を、1日3回経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないように十分注意すること。

適用上の注意

  • 薬剤交付時

    • PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜に刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)

その他の注意

  • 動物実験で血液像及び肝臓等に異常が認められたとの報告があるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
    特に、長期又は大量投与は避けること。

相互作用

併用注意

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
中枢神経抑制剤バルビツール酸誘導体フェノチアジン誘導体等アルコール 相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は減量するなど慎重に投与すること。 本剤の中枢抑制作用により、作用が増強される。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
モノアミン酸化酵素阻害剤 相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は減量するなど慎重に投与すること。 本剤の解毒機構に干渉し作用を遷延化し増強する。

副作用

副作用発現状況の概要

  • 総症例1,941例中、376例(19.37%)の副作用が報告されている。(再評価結果時)

その他の副作用

5%以上 0.1〜5%未満 頻度不明
過敏症注) 発疹
精神神経系 眠気 倦怠感、めまい、頭痛
消化器 悪心・嘔吐、口渇、食欲不振 便秘
泌尿器 排尿困難
呼吸器 喀痰喀出困難
  • 注)このような場合には投与を中止すること。

薬価

ホモクロミン錠10mg 5.9円/錠

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