エンピナース・Pカプセル9000 他

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リスト同薬効薬剤
一般名 プロナーゼ
製造/販売 科研製薬
剤形/規格
  • エンピナース・Pカ...
  • エンピナース・P錠...

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禁忌

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

  • 次の疾患、症状の腫脹の緩解

    • 手術後及び外傷後

    • 慢性副鼻腔炎

  • 痰の切れが悪く、喀出回数の多い下記疾患の喀痰喀出困難

    • 気管支炎、気管支喘息、肺結核

用法・容量

  • エンピナース・Pカプセル9000

    • 通常、成人にはプロナーゼとして、1日27,000〜54,000単位(3〜6カプセル)を3回に分けて経口投与する。
      本剤の体内での作用機序はなお解明されない点も多く、また、用量・効果の関係も必ずしも明らかにされていない。従って漫然と投与すべきでない。

注意事項

慎重投与

  • 薬剤過敏症の既往歴のある患者

  • 血液凝固異常のある患者[in vitroでフィブリン溶解作用が認められていることから、血液凝固系に影響を与えるおそれがある。]

  • 重篤な肝障害、腎障害のある患者[重篤な肝障害、腎障害のある患者では、血液凝固能の異常がみられるおそれがある。]

適用上の注意

  • 服用時

    • 食道に停留し崩壊すると、まれに食道潰瘍を起こすことがあるので、多めの水で服用させ、特に就寝直前の服用等には注意すること。

    • 本剤はかまずに服用するよう指導すること。

  • 薬剤交付時

    PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)

相互作用

併用注意

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
抗凝血剤 抗凝血剤の作用が増強するおそれがあるので、血液凝固能の変動に十分注意し、慎重に投与すること。 本剤はin vitroでフィブリン溶解作用を示すことから、抗凝血作用を増強するおそれがある。

副作用

副作用発現状況の概要

  • 総症例12,211例中、副作用が認められたのは80例(0.66%)109件で、その主なものは食欲不振25件(0.20%)、発疹18件(0.15%)、胃部不快感13件(0.11%)、嘔気・嘔吐12件(0.10%)等であった。(1995年3月再評価結果時)

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

  • ショック、アナフィラキシー様症状

    ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、全身潮紅、浮腫等)(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

  • *:自発報告等により認められている副作用のため頻度不明。

その他の副作用

0.1〜5%未満 0.1%未満
過敏症 ** 発疹・発赤 そう痒感
消化器 食欲不振、嘔気・嘔吐、胃部不快感 腹痛、下痢、胸やけ
血液 鼻出血、血痰等の出血傾向
  • **:発現した場合には投与を中止すること。

薬価

エンピナース・Pカプセル9000 10.5円/カプセル
エンピナース・P錠18000 17.7円/錠

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