下記疾患に伴う諸症状の改善
頭部外傷後遺症
心不全
調節性眼精疲労における調節機能の安定化
消化管機能低下のみられる慢性胃炎
メニエール病及び内耳障害に基づくめまい
アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として、1回40〜60mgを1日3回経口投与する。
メニエール病及び内耳障害に基づくめまいに用いる場合には、アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として、1回100mgを1日3回経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
服用時
本剤は腸溶性顆粒剤なので、かまずにそのまま服用すること。
安定性試験
最終包装製品を用いた加速試験(40℃、75%RH、6ヶ月)の結果、トリノシン顆粒10%は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| ジピリダモール | ジピリダモールはATP分解物であるアデノシンの血中濃度を上昇させ、心臓血管に対する作用を増強するとの報告があるので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること。 | ジピリダモールのアデノシン取り込み抑制作用により、ATP分解物であるアデノシンの血中濃度が上昇する。 |
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
| 頻度不明 | |
| 消化器 | 悪心、食欲不振、胃腸障害、便秘傾向、口内炎 |
| 循環器 | 全身拍動感 |
| 過敏症 |
|
| 精神神経系 | 頭痛、眠気、気分が落ち着かない |
| 感覚器 | 耳鳴 |
| その他 | 脱力感 |
トリノシン顆粒10% 14.6円/g
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