○高ビリルビン血症(閉塞性黄疸を除く)における肝機能の改善
○うっ血性心不全
○ミトコンドリア脳筋症・乳酸アシドーシス・脳卒中様発作(MELAS)症候群における脳卒中様発作の抑制
<高ビリルビン血症(閉塞性黄疸を除く)における肝機能の改善、うっ血性心不全>
タウリンとして、成人1回1gを1日3回食後に経口投与する。なお、うっ血性心不全に用いる場合、本剤は強心利尿剤で十分な効果が認められないときに、それと併用すること。
<ミトコンドリア脳筋症・乳酸アシドーシス・脳卒中様発作(MELAS)症候群における脳卒中様発作の抑制>
タウリンとして、下表の1回量を1日3回食後に経口投与する。
| 体重 | 1回量 |
| 15kg未満 | 1g |
| 15kg以上25kg未満 | 2g |
| 25kg以上40kg未満 | 3g |
| 40kg以上 | 4g |
9.2 腎機能障害患者
<MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制>
血中濃度が上昇するおそれがある。
9.7 小児等
<MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制>
新生児、乳児、幼児及び13歳以下の小児を対象とした臨床試験は実施していない。一般に新生児及び2歳未満の乳児においては体表面積あたりのGFRが低いことから排泄されずに血中濃度が上昇するおそれがある。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
<高ビリルビン血症(閉塞性黄疸を除く)における肝機能の改善、うっ血性心不全>
| 頻度不明注1) | |
| 消化器 | 悪心、下痢、腹部不快感、便秘、軟便、食欲減退 |
| 過敏症 | 発疹 |
| その他 | 脱力感 |
注1)国内文献において報告されている副作用のため頻度不明
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
<MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制>
| 20%以上注2) | 20%未満注2) | |
| 精神神経系 | 不眠症 | |
| 消化器 | 口内炎 | 便秘、下痢、胃食道逆流性疾患、裂孔ヘルニア、胃腸炎、食欲減退 |
| その他 | 頻尿、四肢痛、γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加、血中クレアチンホスホキナーゼ増加 |
注2)MELAS症候群患者を対象とした国内臨床試験2試験での発現頻度に基づく
タウリン散98%「大正」 14.8円/g
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