本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
気管支喘息
アレルギー性鼻炎
気管支喘息
朝、昼及び就寝前ないしは朝、昼、夕及び就寝前1回1カプセル(クロモグリク酸ナトリウムとして20mg)ずつ、1日3〜4カプセルを本剤専用の吸入用器具を用いて吸入する。症状の緩解が得られれば、その後の経過を観察しながら1日2〜3カプセルに減量すること。
アレルギー性鼻炎
朝、昼及び就寝前ないしは朝、昼、夕及び就寝前1回1カプセル(クロモグリク酸ナトリウムとして20mg)ずつ、1日3〜4カプセルを本剤専用の鼻用噴霧器を用いて両鼻腔内に交互に噴霧吸入する。症状の緩解が得られれば、その後の経過を観察しながら減量すること。
本剤は既に起こっている喘息発作を抑える薬剤ではないので、発作発現時は対症療法が必要であることを患者又は保護者に十分説明しておくこと。
長期ステロイド療法を受けている患者で、本剤吸入によりステロイドの減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行うこと。
本剤の使用により、ステロイド維持量を減量し得た患者で本剤吸入療法を中止する場合は原疾患再発のおそれがあるので、減量前のステロイド維持量に戻すこと。
投与法
本剤は専用の吸入用器具を用いて吸入させること。内服しても効果はみられない。なお、吸入用器具の使い方は吸入用器具のケースに挿入されており、その説明図に従って吸入させること。
注意
インタールの原末は光及び湿気に弱いため、アルミ袋の開封後未使用のカプセルは袋に戻し、取り出し口を折りまげて保存し、5日以内に使用するか、缶等の遮光した気密容器に保存すること。
総症例3,398例中353例(10.39%)に副作用が認められ、主な副作用は咽喉頭部刺激感307件(9.03%)であった。(年次報告終了時:1974年7月)
気管支痙攣
吸入中又は直後に、重篤な気管支痙攣(0.1%未満)があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
PIE症候群
PIE症候群(好酸球増多を伴う肺浸潤;発熱、咳嗽、喀痰を伴うことが多い)(0.1%未満)があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には投与を中止し、必要であればステロイド剤等を投与すること。
アナフィラキシー様症状
アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等)(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
| 5%以上 | 0.1〜5%未満 | |
| 過敏症 注) | 発疹 | |
| 咽喉頭 | 刺激感 | |
| その他 | 悪心、頭痛 |
注)発現した場合には投与を中止すること。
インタールカプセル外用20mg 36.9円/カプセル
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