本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
カルニチン欠乏症
通常、成人には、レボカルニチン塩化物として、1日1.8〜3.6gを3回に分割経口投与する。なお、患者の状態に応じて適宜増減する。
通常、小児には、レボカルニチン塩化物として、1日体重1kgあたり30〜120mgを3回に分割経口投与する。なお、患者の状態に応じて適宜増減する。
<参考>
本剤は、レボカルニチン塩化物1,800mgでレボカルニチン1.5g(エルカルチンFF内用液10% 15mL)に相当する。
本剤投与中は、定期的にバイタルサイン、臨床検査(血液検査、肝・腎機能検査、尿検査)、カルニチンの欠乏状態のモニタリングを行うことが望ましい。
重篤な腎機能障害のある患者又は透析下の末期腎疾患患者[本剤の高用量の長期投与により、トリメチルアミン等の有害な代謝物が蓄積するおそれがある。低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与し、漫然と投与を継続しないこと。重篤な腎機能障害のある患者に対する有効性及び安全性は確立されていない。]
錠剤を嚥下することが困難な場合には水に懸濁して投与してもさしつかえない。
本剤の主成分は潮解性を有するので、服用直前にSP包装(アルミシート)から錠剤を取り出すこと。
調査症例293例中9例(3.07%)に副作用が認められている。(承認時及び再審査終了時)
| 1%未満 |
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| 消化器 | 食欲不振、下痢、軟便、腹部膨満感 | |
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| その他 | 顔面浮腫、血尿、貧血 |
エルカルチン錠100mg
エルカルチン錠300mg
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エビデンスの確かさ・信頼性
投稿日: 2015/03/29 参考率: 100%(1人/1人)
麻酔科/60代/処方経験なし