10mgレスミン注射液 他

アレルギー性疾患治療剤

3.0(1件) 薬の評価を見る
リスト同薬効薬剤
一般名 ジフェンヒドラミン塩酸塩
製造/販売 日新製薬-山形
剤形/規格
  • 10mgレスミン注射液
  • 30mgレスミン注射液

薬剤の評価コメントをご覧いただくにはログインが必要です。

はじめてご利用の方は、新規会員登録
すでにm3.comをご利用の方はログインしてご利用ください

禁忌

  • 緑内障のある患者[抗コリン作用により房水通路が狭くなり眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがある。]

  • 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用による膀胱平滑筋の弛緩、膀胱括約筋の緊張により、症状を悪化させるおそれがある。]

効能・効果

  • じん麻疹

  • 皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎)、枯草熱、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、急性鼻炎、春季カタルに伴うそう

用法・容量

  • ジフェンヒドラミン塩酸塩として、通常成人1回10〜30mgを皮下又は筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。

適用上の注意

  • 筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。

    • 筋肉内注射は、やむを得ない場合にのみ必要最小限に行うこと。
      なお、特に同一部位への反復注射は行わないこと。
      また、低出生体重児・新生児・乳児・幼児・小児には特に注意すること。

    • 神経走行部を避けるよう注意すること。

    • 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

  • 本剤はワンポイントアンプルであるが、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。

取扱上の注意

  • 安定性試験

    • 最終包装製品を用いた長期保存試験(遮光保存、3年)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、10mgレスミン注射液及び30mgレスミン注射液の遮光保存における3年間の安定性が確認された。

相互作用

併用注意

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
アルコール 中枢神経抑制作用が増強することがある。併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。 相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
中枢神経抑制剤(催眠・鎮静剤・抗不安剤等) 中枢神経抑制作用が増強することがある。併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。 相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
MAO阻害剤 中枢神経抑制作用が増強することがある。併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。 相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
抗コリン作用を有する薬剤(三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、硫酸アトロピン等) 抗コリン作用(口渇、便秘、尿閉、麻痺性イレウス等)が増強することがある。併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。 相加的に作用(抗コリン作用)を増強させる。

副作用

副作用発現状況の概要

  • 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

  • 副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
過敏症 発疹等
循環器 動悸等
精神神経系 めまい、倦怠感、神経過敏、頭痛、眠気等
消化器 口渇、悪心・嘔吐、下痢等

薬価

10mgレスミン注射液
30mgレスミン注射液

はじめてご利用の方

m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療
専門サイトです。会員登録は無料です。

新規会員登録

m3.comにご登録済の方

ログイン

{"controller":"medicines","action":"show","id":"486"} false