○薬物中毒、アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症)
○慢性肝疾患における肝機能の改善
○急性湿疹、慢性湿疹、皮膚炎、じんま疹、リール黒皮症、肝斑、炎症後の色素沈着
○妊娠悪阻、妊娠高血圧症候群
○角膜損傷の治癒促進
○放射線療法による白血球減少症、放射線宿酔、放射線による口腔粘膜の炎症
通常成人には、グルタチオンとして1回100〜200mgを溶解液にて溶解し1日1回筋肉内又は静脈内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
14.1 薬剤調製時の注意
溶解後直ちに使用すること。
14.2 薬剤投与時の注意
14.2.1 筋肉内注射時
筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。
・神経走行部位を避けるよう注意すること。
・繰返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行うこと。
・注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
アナフィラキシー(0.1%未満)
顔面蒼白、血圧低下、脈拍の異常等の症状があらわれることがある。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 0.1%未満 | |
| 過敏症 | 発疹等 |
| 消化器 | 食欲不振、悪心・嘔吐等 |
タチオン注射用100mg 85円/管
タチオン注射用200mg 129円/管
m3.comにご登録済の方
薬剤名検索
薬剤情報提供:一般財団法人日本医薬情報センター 剤形写真提供:株式会社薬事日報社
・薬剤情報・剤形写真は月一回更新しておりますが、ご覧いただいた時点で最新情報ではない可能性がございます。 最新情報は、各製薬会社のWebサイトなどでご確認ください。
・投稿内容の中に適応外、承認用法・用量外の記載等が含まれる場合がありますが、エムスリー、製薬会社が推奨するものではありません。
使いやすさ
投稿日: 2015/03/30 参考率: 100%(1人/1人)
麻酔科/60代/処方経験あり