異常脳波の賦活(てんかん等の診断)
異常脳波の賦活に対し,はじめ体重10kgあたりベメグリドとして5mgをできるだけ急速に静脈内注射する.以後15秒おきに5mgずつ,すなわち毎分20mgの速度で静注するか,または,はじめから1分間に15〜20mgの速度で静脈内注射する.
本剤の投与にあたっては患者の脳波,覚醒状態,呼吸,血圧,脈拍,角膜反射等の全身状態を観察しながら静注し,過量投与にならないよう注意すること.
本剤の過量投与により,全身痙攣,痙攣様発作,呼吸促進,胸内苦悶の症状があらわれることがあるので,このような症状があらわれた場合には本剤の投与を一時中止するか,あるいはバルビツール酸系静脈麻酔剤を少量ずつ投与するなど適切な処置を行うこと.
アンプルカット時
本剤の容器はワンポイントカットアンプルを使用しているので,丸印を上にして下方向へ折ること.なお,アンプルカット時の異物混入を避けるためエタノール綿等で清拭しカットすること.
本剤は寒冷時に結晶の析出をみることがあるが,温湯中で温めると溶解する.
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない.
| 頻度不明 | |
| 筋肉 | 眼瞼・口周囲等の筋攣縮 |
| 精神神経系 | 発汗,頭痛,不安,不快感,身体浮遊感,めまい |
| 循環器 | 心悸亢進 |
| 消化器 | 悪心・嘔吐 |
| 注射部位 | 血管痛 |
メヂバール注50mg 374円/管
m3.comにご登録済の方
薬剤名検索
薬剤情報提供:一般財団法人日本医薬情報センター 剤形写真提供:株式会社薬事日報社
・薬剤情報・剤形写真は月一回更新しておりますが、ご覧いただいた時点で最新情報ではない可能性がございます。 最新情報は、各製薬会社のWebサイトなどでご確認ください。
・投稿内容の中に適応外、承認用法・用量外の記載等が含まれる場合がありますが、エムスリー、製薬会社が推奨するものではありません。