カリクレイン錠10単位

循環系作用酵素製剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 カリジノゲナーゼ
製造/販売 バイエル薬品
剤形/規格
  • カリクレイン錠10単位

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禁忌

  • 脳出血直後等の新鮮出血時の患者[血管拡張作用により出血を助長するおそれがある.]

効能・効果

  • 下記疾患における末梢循環障害の改善

    • 高血圧症,メニエール症候群,閉塞性血栓血管炎(ビュルガー病)

  • 下記症状の改善

    • 更年期障害,網脈絡膜の循環障害

用法・容量

  • 通常成人には1回1〜2錠,1日3回経口投与する.なお,年齢,症状により適宜増減する.

注意事項

適用上の注意

  • 薬剤交付時

    PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること.[PTPシートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている.]

相互作用

併用注意

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
アンジオテンシン変換酵素阻害剤 本剤との併用により過度の血圧低下が引き起こされる可能性がある. 本剤のキニン産生作用とアンジオテンシン変換酵素阻害剤のキニン分解抑制作用により,血中キニン濃度が増大し,血管平滑筋の弛緩が増強される可能性がある.

副作用

副作用発現状況の概要

  • 承認時及び承認時以降の調査症例5,554例中184例(3.31%)に副作用(臨床検査値の異常変動を含む)が認められ,主な副作用は胃部不快感23例(0.41%),悪心・嘔吐11例(0.20%),熱感9例(0.16%)等であった.(再評価資料)

その他の副作用

  • 以下のような副作用があらわれた場合には,症状に応じ適切な処置を行うこと.太字の副作用については投与を中止すること.

0.1〜5%未満 0.1%未満
過敏症 発疹等 そう痒等
循環器 心悸亢進等
消化器 胃部不快感,悪心・嘔吐,食欲不振,上腹部痛,下痢,便秘等
肝臓 AST(GOT)上昇,ALT(GPT)上昇,肝機能障害
その他 熱感 頭痛・頭重,眠気,けん怠感

薬価

カリクレイン錠10単位 11.9円/錠

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