ガラクトース血症の患者〔本剤はガラクトース(1%以下)及び乳糖(1%以下)を含有する。〕
高アンモニア血症に伴う下記症候の改善
精神神経障害、脳波異常、手指振戦
通常成人1日量18〜36gを2〜3回に分けて用時、水又は湯水に溶解後経口投与する。
なお、本剤の投与により、下痢が惹起されることがあるので少量より投与を開始して漸増し、1日2〜3回の軟便が見られる量を投与する。
本剤は吸湿性があるので開封後は吸湿しないよう注意すること。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| α-グルコシダーゼ阻害剤アカルボース | 消化器系副作用が増強される可能性がある。 | アカルボースにより増加する未消化多糖類及びラクツロースは、共に腸内細菌で分解されるため、併用により腸内ガスの発生や下痢等が増加する可能性がある。 |
本剤承認時の一般臨床試験における安全性解析対象集団の56例中、副作用が報告されたのは5例(8.9%)であり、内訳は下痢5例(8.9%)であった。
なお、本剤並びにラクツロース・シロップ60%「コーワ」の承認時の臨床試験、及び同シロップ剤の市販後の副作用頻度報告において報告された症例を併せた1403例中、198例(14.1%)に副作用が認められた
主な副作用は下痢171件(12.2%)、腹鳴13例(0.9%)及び鼓腸13例(0.9%)等であった。
| 5%以上 | 0.1〜5%未満 | |
| 消化器 | 下痢注) | 腹鳴、鼓腸、腹痛、食欲不振、嘔気 |
注)水様便が惹起された場合には投与量を減ずるか、又は投与を中止すること。
ラクツロース末・P
m3.comにご登録済の方
薬剤名検索
薬剤情報提供:一般財団法人日本医薬情報センター 剤形写真提供:株式会社薬事日報社
・薬剤情報・剤形写真は月一回更新しておりますが、ご覧いただいた時点で最新情報ではない可能性がございます。 最新情報は、各製薬会社のWebサイトなどでご確認ください。
・投稿内容の中に適応外、承認用法・用量外の記載等が含まれる場合がありますが、エムスリー、製薬会社が推奨するものではありません。