ポリエチレングリコール修飾遺伝子組換えアデノシンデアミナーゼ酵素製剤
| 一般名 |
エラペグアデマーゼ(遺伝子組換え)
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|---|---|
| 製造/販売 | 帝人ファーマ |
| 剤形/規格 |
|
アデノシンデアミナーゼ欠損症
通常、エラペグアデマーゼ(遺伝子組換え)として0.2mg/kgを1週間に1回筋肉内注射する。なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1回あたりの最大投与量は0.3mg/kgとする。ただし、速やかにアデノシンデアミナーゼ活性を上昇させる必要がある場合には、1回0.2mg/kgを1週間に2回筋肉内注射することができる。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物を用いた乳汁移行試験を実施していない。
14.1 薬剤調製時の注意
14.1.1 使用後の残液は、細菌汚染のおそれがあるので再使用しないこと。
14.1.2 他の製剤との混注は避けること。
15.1 臨床使用に基づく情報
本剤0.167〜0.4mg/kg/週を投与した国内第III相試験及び海外第III相試験において、抗エラペグアデマーゼIgM抗体が2/10例に認められたが、有効性及び安全性への影響は認められていない。
20.1 外箱開封後は遮光して保存すること。
20.2 冷蔵(2〜8℃)で保管し、凍結したものは使用しないこと。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| ビダラビン、ネララビン | 本剤がビダラビン、ネララビンの作用に影響を及ぼすおそれがある。本剤との併用は避けることが望ましい。 | 本剤のADA活性により、ビダラビン、ネララビンが代謝される。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| ペントスタチン | ペントスタチンとの併用により、本剤の作用が減弱するおそれがある。本剤との併用は避けることが望ましい。 | ペントスタチンのADA酵素の阻害により、本剤の効果が減弱するおそれがある。 |
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 注射部位 | 注射部位不快感 |
レブコビ筋注2.4mg 862022円/瓶
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