経口用二糖類製剤
| 一般名 |
ラクツロース
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|---|---|
| 製造/販売 | 興和 |
| 剤形/規格 |
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ガラクトース血症の患者[本剤はガラクトース(13w/v%以下)及び乳糖(7w/v%以下)を含有する。]
高アンモニア血症に伴う下記症候の改善
精神神経障害、脳波異常、手指振戦
通常成人1日量30〜60mLを2〜3回に分けて経口投与する。症状により適宜増減する。
なお、本剤の投与により、下痢が惹起されることがあるので少量より投与を開始して漸増し、1日2〜3回の軟便がみられる量を投与する。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 糖尿病の患者
本剤はガラクトース(13w/v%以下)及び乳糖(7w/v%以下)を含有する。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.8 高齢者
少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。生理機能が低下していることが多く、副作用があらわれやすい。
14.1 薬剤交付時の注意
分包品は服用直前まで開封しないこと。服用後の残液は廃棄し、保存しないこと。
20.1 500mL瓶を開封後は密栓し、冷所に保存すること。
20.2 本剤は保存条件により、多少色調の変化が見られることがあるが、薬効には影響はない。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| α-グルコシダーゼ阻害剤アカルボースボグリボースミグリトール | 消化器系副作用が増強される可能性がある。 | 左記薬剤により増加する未消化多糖類及びラクツロースは、共に腸内細菌で分解されるため、併用により腸内ガスの発生や下痢等が増加する可能性がある。 |
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 5%以上 | 0.1〜5%未満 | |
| 消化器 | 下痢注2) | 腹鳴、鼓腸、腹痛、食欲不振、嘔気 |
注1)発現頻度は副作用頻度調査を含む。
注2)水様便が惹起された場合には投与量を減ずるか、又は投与を中止すること。
ラクツロース・シロップ60%「コーワ」 6.9円/mL
ラクツロース・シロップ60%分包10mL「コーワ」 33.2円/包
ラクツロース・シロップ60%分包15mL「コーワ」 39.2円/包
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