ロイコボリン錠5mg

抗葉酸代謝拮抗剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 ホリナートカルシウム水和物
製造/販売 ファイザー
剤形/規格
  • ロイコボリン錠5mg

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禁忌

  • 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

  • 葉酸代謝拮抗剤の毒性軽減

用法・容量

  • <メトトレキサート通常療法、CMF療法、メトトレキサート関節リウマチ療法又はM-VAC療法>

    • メトトレキサート通常療法、CMF療法、メトトレキサート関節リウマチ療法又はM-VAC療法でメトトレキサートによると思われる副作用が発現した場合には、通常、ホリナートとして成人1回10mgを6時間間隔で4回経口投与する。
      なお、メトトレキサートを過剰投与した場合には、投与したメトトレキサートと同量を投与する。

  • <メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法>

    • 通常、メトトレキサート投与後24時間目よりホリナートとして1回15mgを6時間間隔で2〜6回(メトトレキサート投与後24、30、36、42、48、54時間目)経口投与する。
      メトトレキサートによると思われる重篤な副作用があらわれた場合には、用量を増加し、投与期間を延長する。
      なお、年齢、症状により適宜増減する。

  • <プララトレキサート投与時>

    • 通常、成人にはプララトレキサート投与後24時間目よりホリナートとして1回25mgを8時間間隔で6回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 8.1 メトトレキサートの過量投与時は、すみやかに本剤を投与すること。メトトレキサートと本剤の投与間隔が長いほど、本剤の効果が低下することがある。

  • 8.2 葉酸の投与により、ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血(悪性貧血等)が隠蔽されるとの報告がある。

慎重投与

  • 9.7 小児等

    • 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

適用上の注意

  • 14.1 薬剤交付時の注意

    • PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

取扱上の注意

  • アルミピロー包装開封後は遮光して保存すること。

相互作用

併用注意

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
葉酸代謝拮抗剤スルファメトキサゾール・トリメトプリム等 これらの薬剤の作用が減弱することがある。 本剤によって葉酸代謝拮抗作用が減弱するためと考えられる。

副作用

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

  • 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

  • 11.1.1 ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

    • 発疹、呼吸困難、血圧低下等の症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

  • 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
過敏症 発疹、発熱、発赤

薬価

ロイコボリン錠5mg 436円/錠

評価サマリー

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