本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
齲窩、抜髄根管及び感染根管の殺菌・消毒
通法に従って齲窩及び根管を拡大、清掃後、滅菌小綿球又は綿栓などを用いて、適量を齲窩及び根管内に挿入し、仮封し、数日間作用させる。
本剤は組織刺激性が強く、歯根膜炎を起こす場合があるので、注意して使用すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 患歯根端(尖)部に炎症性病巣のある患者
症状が悪化するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
14.1 薬剤投与時の注意
14.1.1 軟組織に対し局所作用をあらわすので、口腔粘膜等に付着させないよう配慮すること。したがって、使用に際してはラバーダム防湿等を行うこと。
14.1.2 軟組織に付着した場合には、直ちに清拭し、消毒用エタノール、グリセリン、植物油等で清拭するか、又は多量の水で洗うなど適切な処置を行うこと。
また、手指等に付着した場合には、石けん等を用いて水又は温湯で洗浄すること。
万一眼に入った場合には、直ちに多量の水で洗浄する等の適切な処置を行うこと。
15.2 非臨床試験に基づく情報
急性毒性(本剤)
マウス(dd系♂)経口 LD50=1.64g/kg
引火性があるので、火気に注意して使用・保存すること。
本剤を塩化鉄(III)液、酸化クロム(VI)液、硝酸銀液等と併用する場合には、変色又は沈殿を生じ、薬効が減じるので注意すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
蕁麻疹、そう痒、呼吸困難、血圧低下等の異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 過敏症 | 過敏症状 |
ホルマリン・グアヤコールFG「ネオ」
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