本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
メトヘモグロビン血症のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
急性歯肉炎、辺縁性歯周炎
十分清拭乾燥した患部に1日1回適量を注入する。又は、塗布する場合、患部を清拭したのち、通常1日1〜3回適量を使用する。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。また、長期使用を避けること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
14.1 薬剤使用時の注意
眼科用として使用しないこと。
本剤は、光や温度及び金属の影響により徐々に変色する性質があるので、使用後はキャップをしっかり締めて保管すること。
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
ヨード製剤、その他の金属塩を含む薬剤 | ヒノキチオールの効果を減弱させるおそれがあるので併用を避けること。 | 機序は不明である。 |
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック(頻度不明)
血圧降下、顔面蒼白、脈拍の異常、呼吸抑制等の症状があらわれた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。(アミノ安息香酸エチルによる)
11.1.2 振戦、痙攣(いずれも頻度不明)
振戦、痙攣等の中毒症状があらわれた場合には、直ちに使用を中止し、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)の投与等の適切な処置を行うこと。(アミノ安息香酸エチルによる)
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
頻度不明 | |
中枢神経注) | 眠気、不安、興奮、霧視、眩暈、悪心・嘔吐等(アミノ安息香酸エチルによる) |
過敏症 | 過敏症状 |
下垂体・副腎皮質系 | 下垂体・副腎皮質系機能の抑制 |
血液 | メトヘモグロビン血症(アミノ安息香酸エチルによる) |
注)このような症状があらわれた場合は、ショックあるいは中毒への移行に注意すること。
ヒノポロン口腔用軟膏 175.9円/g
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