窩及び根管の消毒、歯髄炎の鎮痛鎮静
通法にしたがって
窩及び根管の処置後、本剤の適量を滅菌小綿球又は綿繊維に浸潤させて窩内あるいは根管内に挿入し仮封する。
浸出液の多い根管への適用は根尖部の刺激性が増加するので使用を避けること。
あらかじめ局所を十分乾燥してから本剤を使用すること。
本剤は、軟組織に対し局所作用をあらわすおそれがあるので、口腔粘膜等に付着させないよう配慮すること。したがって、使用に際してはラバーダム防湿等を行うこと。
本剤が口腔粘膜や皮膚等に付着した場合は、直ちに水洗させること。本剤が皮膚等に付着したまま放置すると、炎症を起こし化学的損傷を生じることがあるので、その場合は火傷の治療に準じて処置するか、皮膚科医に相談すること。
歯科用にのみ使用すること。
本剤は「劇薬」であるので、他の物と区別して保管すること。
使用後は密栓し、直射日光を避けて保管すること。
眼に入った場合は、直ちに多量の水で15分間以上洗い流し、なお異常が認められる場合は眼科医に相談すること。
衣服等についた場合は、においが残ったり、シミになったりすることがあるので、直ちに洗剤等で洗うこと。
過敏症
過敏症状があらわれることがあるので、このような場合には使用を中止すること。
歯科用フェノール・カンフル
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