葛根湯加川きゅう辛夷エキス顆粒T

医療用漢方製剤(調剤用)

0(0件) 薬の評価を見る
リスト同薬効薬剤
一般名 葛根湯加川きゅう辛夷
製造/販売 東亜薬品
剤形/規格
  • 葛根湯加川きゅう辛...

薬剤の評価コメントをご覧いただくにはログインが必要です。

はじめてご利用の方は、新規会員登録
すでにm3.comをご利用の方はログインしてご利用ください

効能・効果

  • 鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎

用法・容量

  • 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。
    なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。

  • 本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。

  • 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

慎重投与

  • 病後の衰弱期、著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]

  • 著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等があらわれるおそれがある。]

  • 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]

  • 発汗傾向の著しい患者[発汗過多、全身脱力感等があらわれるおそれがある。]

  • 狭心症、心筋梗塞等の循環器系の障害のある患者、又はその既往歴のある患者

  • 重症高血圧症の患者

  • 高度の腎障害のある患者

  • 排尿障害のある患者

  • 甲状腺機能亢進症の患者

  • [5.〜9.:これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]

その他の注意

  • 湿疹、皮膚炎等が悪化することがある。

取扱上の注意

  • 本品は吸湿しやすいので、分包に際しては防湿性に優れた分包フィルムを使用すること。

相互作用

併用注意

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
マオウ含有製剤エフェドリン類含有製剤モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤甲状腺製剤チロキシンリオチロニンカテコールアミン製剤アドレナリンイソプレナリンキサンチン系製剤テオフィリンジプロフィリン 不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等があらわれやすくなるので、減量するなど慎重に投与すること。 交感神経刺激作用が増強されることが考えられる。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
カンゾウ含有製剤グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤 偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパシーがあらわれやすくなる。(「重大な副作用」の項参照) グリチルリチン酸は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。

副作用

副作用発現状況の概要

  • 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

  • 偽アルドステロン症

    低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。

  • ミオパシー

    低カリウム血症の結果としてミオパシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。

その他の副作用

頻度不明
過敏症 注) 発疹、発赤、そう痒等
自律神経系 不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等
消化器 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等
泌尿器 排尿障害等
  • 注)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

薬価

葛根湯加川きゅう辛夷エキス顆粒T

評価サマリー

評価コメントはまだありません

はじめてご利用の方

m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療
専門サイトです。会員登録は無料です。

新規会員登録

m3.comにご登録済の方

ログイン

{"controller":"medicines","action":"show","id":"3074"} false