テイコク荊芥連翹湯エキス顆粒

漢方製剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 荊芥連翹湯
製造/販売 帝國漢方製薬 / 帝國製薬
剤形/規格
  • テイコク荊芥連翹湯...

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効能・効果

  • 蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきび

用法・容量

  • 通常成人1日3回、1回3.0gを食前に経口投与する。
    なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。

  • 本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。

  • サンシシ含有製剤の長期投与(多くは5年以上)により、大腸の色調異常、浮腫、びらん、潰瘍、狭窄を伴う腸間膜静脈硬化症があらわれるおそれがある。長期投与する場合にあっては、定期的にCT、大腸内視鏡等の検査を行うことが望ましい。

  • 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

慎重投与

  • 著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等があらわれることがある。]

  • 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]

取扱上の注意

  • 直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保存すること。

  • 吸湿性であるので、開封後は湿気に注意して保存すること。

相互作用

併用注意

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
カンゾウ含有製剤グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤 偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパチーがあらわれやすくなる。(「重大な副作用」の項参照) グリチルリチン酸は、尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。

副作用

副作用発現状況の概要

  • 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

  • 間質性肺炎

    発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。

  • 偽アルドステロン症

    低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。

  • ミオパチー

    低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。

  • 肝機能障害、黄疸

    AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

  • 腸間膜静脈硬化症

    長期投与により、腸間膜静脈硬化症があらわれることがある。腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれた場合、又は便潜血陽性になった場合には投与を中止し、CT、大腸内視鏡等の検査を実施するとともに、適切な処置を行うこと。なお、腸管切除術に至った症例も報告されている。

その他の副作用

頻度不明
過敏症 注) 発疹、そう痒等
消化器 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等
  • 注)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

薬価

テイコク荊芥連翹湯エキス顆粒 7.5円/g

評価サマリー

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