アレルゲン検査薬
| 一般名 |
アレルゲンエキス
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|---|---|
| 製造/販売 | 鳥居薬品 |
| 剤形/規格 |
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診断
アレルギー性疾患のアレルゲンの確認
診断
通常本品0.02mLを皮内に注射し、15〜30分後に発赤径20mm以上または膨疹径9mm以上を陽性と判定する。
ショック、アナフィラキシー等の発現を予測するため、十分な問診を行うこと。
ショック、アナフィラキシー等の発現時に救急処置のとれる準備をしておくこと。
投与後患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行うこと。
小児、高齢者及び神経質な患者では、まず原則として乱刺(プリック)又は切皮(スクラッチ)法を試みてから皮内テストにうつることが望ましい。
特に食餌性アレルゲンエキス投与に際して注意すること。
正確な皮膚反応テストを行うため、皮膚反応テスト検査前日から抗ヒスタミン薬やメディエータ遊離抑制薬等の投与を中止すること。
また、皮膚反応テストを実施する約1週間前から投与を中止することが望ましい薬剤があるので注意すること。
反応が陰性を示したときでも、問診等から原因アレルゲンとして特に疑われる場合には、日を改めて再検査することが望ましい。
原因アレルゲンの特定に際しては、本剤による検査結果のみではなく、問診や特異的IgE抗体検査の結果等も踏まえて総合的に判定すること。
非選択的β遮断薬服用の患者への注意
検査のために本剤が投与されたときに、本剤による反応(アレルギー反応)が強くあらわれることがある。
また、本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき、アドレナリンの効果が通常の用量では十分発現しないことがある。
三環系抗うつ薬及びモノアミンオキシダーゼ阻害薬(MAOI)服用の患者への注意
本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき、アドレナリンの効果が増強されることがある。
投与時
別途販売の皮内反応用対照液(診断用アレルゲン皮内エキス対照液「トリイ」)を同時に用いて反応を比較すること。
判定時
真菌類のエキスは、遅延型反応を認めることがある。
投与部位のアレルギー症状が数日持続する場合がある。
ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
ショック、アナフィラキシーを起こすことがあるので、観察を十分に行い、くしゃみ、蕁麻疹、血管浮腫、不快感、口内異常感、喘鳴、耳鳴等の異常があらわれた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。
観察を十分に行い、次のような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 過敏症 | 喘息発作の誘発、眼瞼又は口唇の浮腫、発疹、そう痒等 |
診断用アレルゲン皮内エキス「トリイ」アスペルギルス1:10,000 4364円/瓶
診断用アレルゲン皮内エキス「トリイ」アルテルナリア1:10,000 4364円/瓶
診断用アレルゲン皮内エキス「トリイ」カンジダ1:10,000 4364円/瓶
診断用アレルゲン皮内エキス「トリイ」クラドスポリウム1:10,000 4364円/瓶
診断用アレルゲン皮内エキス「トリイ」ペニシリウム1:10,000 4364円/瓶
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