本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
放射線療法による白血球減少症
通常、成人には放射線治療開始日以降から投与を開始し、放射線治療終了日まで(ただし8週間を限度とする)1回1mLを1日1回、週2回皮下投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1回の投与として2mLを越えないこと。
本剤の投与中は白血球数を定期的に検査し、白血球の推移に留意すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 薬物過敏症の既往歴のある患者
9.1.2 アレルギー素因のある患者
9.3 肝機能障害患者
9.3.1 重篤な肝障害のある患者
肝障害を悪化させるおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験では催奇形性は認められていない。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが認められている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に生理機能が低下している。
14.1 薬剤調製時の注意
本剤はワンポイントカットアンプルであるが、異物混入を避けるためアンプルカット部分を、エタノール綿等で清拭しカットすることが望ましい。また、ヤスリを用いず、アンプル枝部のマーク(青)の反対方向に折り取ること。
14.2 薬剤投与時の注意
皮下に投与すること。また、繰り返し注射する場合には、同一部位の反復注射は避けること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
| 過敏症 | 発疹、蕁麻疹、発熱 | ||
| 消化器 | 悪心、嘔吐 | ||
| 肝臓 | AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、Al-P上昇、総ビリルビン上昇、γ-GTP上昇等の肝機能障害 | ||
| 適用部位 | 疼痛、硬結、水疱形成、発赤、腫脹、そう痒感 | 熱感 | |
| その他 | 倦怠感 |
使用成績調査を含む
アンサー皮下注20μg 2264円/管
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