アレルギー性皮膚疾患のアレルゲンの確認
本品の少量を適当な布等に塗布し、皮膚面に2日間貼付し、剥がしてから30分から1時間後及び1日後に反応を以下の基準により判定する。
なお、必要に応じて3〜5日後にも同様に判定する。
− 反応なし
?+ 弱い紅斑
+ 紅斑+浸潤+ときに丘疹
++ 紅斑+浸潤+丘疹+小水疱
+++ 大水疱
8.1 夏期に48時間貼付した場合、非特異的反応が起こることがあるので注意すること
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 皮膚炎が急性期にある患者
パッチテストは行わないこと。皮膚炎の増悪、汎発化をきたすことがあり、また皮膚の反応性が高まっているため非特異的反応を起こしやすい。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
検査に際しては注意すること。一般に生理機能が低下している。
14.1 パッチテスト施行時の注意
14.1.1 皮膚炎のある部位にはパッチテストを行わないこと。
14.1.2 貼付部位は肩甲間部(脊椎を避けた両側)及び上肢屈側が最適である。
14.1.3 パッチテスト施行中は入浴及び過激な運動を避けさせること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 皮膚 |
そう痒、刺激反応、陽性反応の持続、色素沈着、色素脱失、皮膚炎の再燃、皮疹、膿疱、感染等
|
| その他 | 感作されるおそれがある |
パッチテスト試薬ウルシオール0.002% 814.2円/mL(g)
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