テーストディスク

味覚検査用試薬

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リスト同薬効薬剤
一般名 キニーネ塩酸塩水和物 塩化ナトリウム 酒石酸 白糖
製造/販売 三和化学研究所
剤形/規格
  • テーストディスク

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効能・効果

  • 味覚感度の判定

用法・容量

  • 検査方法

    • 味質指示表(別添)を被検者に持たせるか、前に置く。

    • ろ紙ディスクを1枚耳用ピンセットでつまみ、S-1の味質溶液をディスクに滴下し、湿らせる程度とする。

    • 湿らせたディスクを所定の測定部位へ静かに置く。

    • 口を開けたまま2〜3秒で味質指示表のうち1個の答を指示させる。

    • ディスクは検者が再びピンセットで取り除く。

    • 正答が得られない時はS-2、S-3 と同様の操作を繰り返し、認知閾値を求める。

    • 残味を防ぐため水でよく含嗽させた後、1分間以上の間隔をおき、次の味質へ移る。

    • 塩味液、酸味液について同様に操作し、認知閾値を求める。味質を変更するときには水で含嗽させる。

    • 最後に苦味液について同様に操作し、認知閾値を求める。

    • 次に別の測定部位についても同じ操作を繰り返し、各部位の認知閾値を求める。

  • 測定部位

    • (下図の斜線部分)

  • 検査結果の判定

    • 味覚感度 味覚感度
      No.1で認知 I No.4で認知 IV
      No.2で認知 II No.5で認知 V
      No.3で認知 III No.5で認知不能 VI
    • 〔参考〕

      No.5で認知不能症例でも、味質溶液1mLをピペットで滴下する全口腔法ではNo.2又はNo.3で味質を認知できる患者が多い。
      No.5の全口腔法でも認知不能例は、味質脱失とする。

注意事項

重要な基本的注意

  • 点眼薬ではないので、点眼に使用しないこと。

適用上の注意

  • 検査上の注意

    • ピンセットは、各味質毎に1本使用すること。

    • ろ紙ディスク、ピンセット等は溶液の中へ浸さないこと。

    • 開封後しばらく保存した後に使用する場合は、びんの口を水で浸した綿又はガーゼで軽くふき、よく振った後で使用すること。

    • ろ紙ディスクを味質溶液で浸すとき、溶液がろ紙面に盛り上がるほど付着させないこと。

    • ろ紙ディスクを測定部位へ置くとき、ピンセットが舌面に触れないよう注意すること。

    • ろ紙ディスクは被検者に吐き出させるなどしないで、必ず検者が除去すること。

    • 同一味質での測定の間は含嗽の必要はなく、また間隔をおく必要もない。

    • 味質の測定順序は甘味、塩味、酸味のどの味質から開始してもよいが、苦味を最後とすること。

    • 同一被検者に2回以上検査を実施する場合、被検者の推量による誤った結果を得ないため、甘味、塩味、酸味の順序は検査毎に変更すること。

その他の注意

  • 正常者の1〜2割の者が偽陽性と判定されるので、味覚障害の診断は慎重に行うこと。

相互作用

副作用

薬価

テーストディスク

評価サマリー

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