本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
ビタミンB12欠乏症の予防及び治療
ビタミンB12の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦等)
巨赤芽球性貧血
広節裂頭条虫症
悪性貧血に伴う神経障害
吸収不全症候群(スプルー等)
下記疾患のうち、ビタミンB12の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
栄養性及び妊娠性貧血
胃切除後の貧血
肝障害に伴う貧血
放射線による白血球減少症
神経痛
末梢神経炎、末梢神経麻痺
「7.」の適応(効能又は効果)に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
シアノコバラミンとして、通常成人、1回1000μgまでを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
筋肉内投与時
筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。
筋肉内投与は、やむを得ない場合にのみ必要最小限に行うこと。なお、特に同一部位への反復注射は行わないこと。また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児は特に注意すること。
神経走行部位を避けるよう注意すること。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
注射部位に疼痛、硬結をみることがある。
アンプルカット時
本剤はワンポイントカットアンプルであるが、異物混入を避けるため、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭したのちカットすることが望ましい。
<安定性試験>
最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、遮光下、3年間)の結果、シアノコバラミン注1000μg「KN」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
(頻度不明)
アナフィラキシー
アナフィラキシーがあらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 過敏症 注) | 発疹、 |
注)このような症状又は異常があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
シアノコバラミン注1000μg「KN」 84円/管
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