持続的血液浄化療法施行時の補充液及び透析液として用いる。
用時、隔壁部を開通し、A液及びB液をよく混合し、持続的血液浄化療法施行時の補充液及び透析液として用いる。
通常、成人には補充液と透析液の総流量として10〜25mL/kg/hrで症状、電解質・酸塩基平衡異常、血液生化学値異常、体液バランス異常等が是正されるまで持続的に使用する。
なお、用量は症状、血液生化学値、体液バランス、年齢、体重などにより適宜増減する。
8.1 本剤の使用に際しては、定期的に血液検査(電解質、酸・塩基平衡、BUN、クレアチニン、尿酸、血糖等)を行うことが望ましい。
8.2 ろ過と補充の適正なバランスが保たれないと、循環血液量の急激な減少による血圧低下、又は溢水による血圧上昇等を起こすおそれがあるので、ろ過量と補充量のバランスに十分注意すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 心不全の患者
心不全が増悪するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
14.1 全般的な注意
針はゴム栓の○印の位置に真っ直ぐに刺すこと。斜めに刺すと、ゴム片(コア)が内容液中に混入したり、プラスチックバッグの首部を傷つけて液漏れを起こすことがある。
14.2 薬剤調製時の注意
14.2.1 使用時に外袋を開封し、必ず隔壁を開通してA液とB液をよく混合すること。また、混合後は速やかに使用すること。混合操作方法は次の通りである。
(1)バッグを外袋より取り出す。
(2)隔壁に開通がないか、ひろげて確認する。隔壁に開通が認められる場合は使用しないこと。
(3)A液側(下室)を両手で握るように圧縮し、隔壁を開通する。
(4)A液側(下室)とB液側(上室)を交互に押してよく混合する。
(5)シュリンク包装(カバー袋)を下方に引っ張りながら外す。
(6)隔壁部を開通させ、よく混合したことを確認した後、吊架孔の開通確認シールをはずして吊架孔を開け、吊り下げて使用する。
14.2.2 本剤は、カルシウムイオン及び重炭酸イオンを含むため配合変化を生じやすいので、他剤との配合は避けることが望ましい。
14.3 薬剤使用時の注意
14.3.1 バッグの目盛りはおよその目安として使用すること。
14.3.2 使用後の残液は決して使用しないこと。
20.1 バッグは柔らかなプラスチック製であるため、鋭利なもの等で傷つけたり、強い衝撃を与えないこと。
20.2 インジケーター(ピンクの錠剤:酸素検知剤)を正常に働かせるため直射日光にさらさないこと。
20.3 脱酸素剤を封入しているので、バッグを包んでいる外袋は使用時まで開封しないこと。また、開封後は速やかに使用すること。
20.4 以下の場合には使用しないこと。
・バッグの外袋が破損している場合
・バッグの内側に液滴が認められる場合
・内用液に混濁又は浮遊物等の異常が認められる場合
・インジケーターが青紫〜青色に変色している場合
・使用前に隔壁が開通している場合
・ゴム栓部のシールフィルムがはがれている場合
・隔壁の開通操作により液漏れが生じた場合
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 1%未満 | |
| 電解質異常 | 高カリウム血症、高リン血症 |
| 呼吸器 | 肺水腫 |
シービーパック持続的血液浄化液
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