グリセリン

ディスポーザブルタイプ浣腸剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 グリセリン
製造/販売 東豊薬品
剤形/規格
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禁忌

  • 腸管内出血、腹腔内炎症のある患者、腸管に穿孔又はそのおそれのある患者[腸管外漏出による腹膜炎の誘発、蠕動運動亢進作用による症状の増悪、グリセリンの吸収による溶血、腎不全を起こすおそれがある。]

  • 全身衰弱の強い患者[強制排便により衰弱状態を悪化させ、ショックを起こすおそれがある。]

  • 下部消化管術直後の患者[蠕動運動亢進作用により腸管縫合部の離解を招くおそれがある。]

  • 吐気、嘔吐又は激しい腹痛等、急性腹症が疑われる患者[症状を悪化させるおそれがある。]

効能・効果

  • 浣腸用として用いる

用法・容量

  • 浣腸用として通常、30〜60mLを用いる。
    なお、年齢・症状により適宜増減する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 連用による耐性の増大等のため効果が減弱し、薬剤に頼りがちになることがあるので長期連用を避けること。

慎重投与

  • 局所(腸管、肛門)に炎症・創傷のある患者[出血を促し、グリセリンが吸収され溶血を、また、腎不全を起こすおそれがある。]

  • 腸管麻痺のある患者[蠕動運動亢進作用により腹痛等の症状を増悪させるおそれがある。]

  • 重症の硬結便のある患者[浣腸剤では十分な効果が得られず、腹痛等の症状を増悪させるおそれがある。]

  • 重篤な心疾患のある患者[症状を増悪させるおそれがある。]

  • 乳児[患児側の反応を十分に把握できない場合、過量投与に陥りやすい。]

  • 高齢者、妊婦(「高齢者への投与」、「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)

適用上の注意

  • 投与時

    • 浣腸用にのみ使用すること。

    • 注入に際し、直腸粘膜を損傷することがあるので、慎重に挿入すること。
      挿入時、損傷を起こし、出血がみられた場合、グリセリンが血管内に入り、溶血を起こすおそれがある。

    • 患者の状態を観察しながら投与し、異常が認められた場合には直ちに投与を中止すること。

  • 投与後

    連続の使用を避け、1個を1回で使用し、使用残液は容器ごと廃棄すること。

相互作用

副作用

副作用発現状況の概要

  • 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

頻度不明
過敏症注) 発疹等
消化器 腹痛、腹鳴、腹部膨満感、直腸不快感、肛門部違和感・熱感、残便感等
循環器 血圧変動
  • 注)このような場合には投与を中止すること。

薬価

グリセリン浣腸液50%「東豊」 92.1円/個
グリセリン浣腸液50%「東豊」 113.8円/個
グリセリン浣腸液50%「東豊」 123.4円/個
グリセリン浣腸液50%「東豊」 142.8円/個

評価サマリー

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