胃・十二指腸潰瘍、胃炎治療剤
| 一般名 |
ケイ酸マグネシウム プロパンテリン臭化物 銅クロロフィリンナトリウム
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|---|---|
| 製造/販売 | サンノーバ / エーザイ |
| 剤形/規格 |
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緑内障の患者〔抗コリン作用により眼圧を上昇させるおそれがある。〕
前立腺肥大による排尿障害のある患者〔抗コリン作用により排尿障害を悪化させるおそれがある。〕
重篤な心疾患の患者〔心疾患の症状を悪化させるおそれがある。〕
麻痺性イレウスの患者〔麻痺性イレウスの症状を悪化させるおそれがある。〕
下記疾患における自覚症状及び他覚所見の改善
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎
配合散
通常成人1回1gを1日3〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
視調節障害、眠気を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させること。
前立腺肥大のある患者〔抗コリン作用により排尿障害を起こすおそれがある。〕
甲状腺機能亢進症の患者〔甲状腺機能亢進症に伴う心悸亢進や頻脈を悪化させるおそれがある。〕
うっ血性心不全の患者〔うっ血性心不全の症状を悪化させるおそれがある。〕
不整脈のある患者〔不整脈の症状を悪化させるおそれがある。〕
下痢のある患者〔下痢を悪化させるおそれがある。〕
潰瘍性大腸炎の患者〔中毒性巨大結腸症を起こすおそれがある。〕
高温環境にある患者〔発熱するおそれがある。〕
重篤な腎機能障害のある患者〔長期投与によりマグネシウム中毒症があらわれることがある。〕
高齢者〔「高齢者への投与」の項参照〕
薬剤交付時(配合錠)
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜に刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)
便が濃緑色を呈したり、便臭が希薄になることがある。
PTPシート・分包から取り出して調剤しないこと。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| 三環系抗うつ剤フェノチアジン系薬剤抗コリン剤抗ヒスタミン剤 | 抗コリン作用に基づく副作用を増強させるおそれがある。 | 本剤に含まれるプロパンテリン臭化物の抗コリン作用を増強させるおそれがある。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| モノアミン酸化酵素阻害剤 | 抗コリン作用に基づく副作用を増強させるおそれがある。 | 本剤の代謝を妨げ、本剤に含まれるプロパンテリン臭化物の抗コリン作用を増強させるおそれがある。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| テトラサイクリン系抗生物質ニューキノロン系抗菌剤セフジニルエチドロン酸二ナトリウム | 併用薬剤の血中濃度が低下し効果を減弱させるおそれがある。 | 本剤に含まれるケイ酸マグネシウムが経口投与された併用薬剤とキレート化合物を形成し、併用薬剤の吸収を妨げると考えられる。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| 経口薬剤(ジゴキシン等) | 併用薬剤の作用が減弱することがある。 | 本剤に含まれるケイ酸マグネシウムの吸着作用又は消化管内・体液のpH上昇により、併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。 |
総症例1,135例中、108例(9.52%)の副作用が報告されている。(臨床試験成績集計)
| 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
| 眼 | 視調節障害 | ||
| 精神神経系 | 眩暈 | 頭痛・頭重、不眠 | 眠気 |
| 消化器 | 口渇、便秘、下痢、腹部膨満感・不快感 | 胸やけ | |
| 循環器 | 心悸亢進 | ||
| 過敏症注1) | 発疹 | ||
| 泌尿器 | 排尿障害 | 腎結石、尿路結石 注2) | |
| 代謝異常 | 高マグネシウム血症 注3) | ||
| その他 | 倦怠感、顔面紅潮、熱感、嗄声 |
注1)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
注2)長期・大量投与により、このような症状があらわれたとの報告がある。
注3)配合成分のケイ酸マグネシウムの長期・大量投与により、このような症状があらわれたとの報告がある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量又は休薬等の適切な処置を行うこと。
メサフィリン配合散 6.3円/g
メサフィリン配合錠 5.9円/錠
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