プルゼニド

緩下剤

3.33333(1件) 薬の評価を見る
リスト同薬効薬剤
一般名 センノシドA,B
製造/販売 サンファーマ
剤形/規格
  • プルゼニド錠12mg

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禁忌

  • 2.1

     本剤の成分又はセンノシド製剤に過敏症の既往歴のある患者

  • 2.2

     急性腹症が疑われる患者、痙攣性便秘の患者[蠕動運動亢進作用により腹痛等の症状を増悪するおそれがある。]

  • 2.3

     重症の硬結便のある患者[下剤の経口投与では十分な効果が得られず、腹痛等の症状を増悪するおそれがある。]

  • 2.4

     電解質失調(特に低カリウム血症)のある患者[大量投与を避けること。下痢が起こると電解質を喪失し、状態を悪化するおそれがある。]

効能・効果

  • 便秘症

用法・容量

  • センノシドA・Bとして、通常成人1日1回12〜24mgを就寝前に経口投与する。
    高度の便秘には、1回48mgまで増量することができる。なお、年齢、症状により適宜増減する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 連用による耐性の増大等のため効果が減弱し、薬剤に頼りがちになることがあるので長期連用を避けること。

慎重投与

  • 9.1 合併症・既往歴等のある患者

    • 9.1.1 腹部手術後の患者

      • 腸管蠕動運動亢進作用により腹痛等がみられるので、消化管の手術後は特に注意すること。

  • 9.5 妊婦

    • 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
      なお、投与した場合、子宮収縮を誘発して、流早産の危険性があるので、妊婦又は妊娠している可能性のある女性には大量に服用しないよう指導すること。

  • 9.6 授乳婦

    • 治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。授乳中の女性25例にセンノシド製剤を単回投与し、乳汁中への移行について検討した結果、全例でセンノシドA・Bは検出限界以下であったが、当該授乳婦の乳児2例に下痢がみられたとの報告がある。

  • 9.7 小児等

    • 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

  • 9.8 高齢者

    • 一般に生理機能が低下している。

適用上の注意

  • 14.1 薬剤交付時の注意

    • PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

相互作用

副作用

その他の副作用

  • 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。

5%以上 0.1%〜5%未満 頻度不明
過敏症 発疹等
代謝・栄養 低カリウム血症、低ナトリウム血症、脱水
心血管系 血圧低下
消化器 腹痛 下痢、悪心・嘔吐、腹鳴 腹部不快感、大腸メラノーシス注1)
肝臓 ALT上昇、AST上昇、γ-GTP上昇、血中ビリルビン上昇
腎臓・泌尿器 腎障害、着色尿注2)
全身症状 疲労
  • 注1)長期連用により発現することがある。

  • 注2)黄褐色又は赤色を呈することがある。

薬価

プルゼニド錠12mg 5.9円/錠

評価サマリー

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効果の強さ

投稿日: 2015/03/22 参考率: 50%(1人/2人)

内科/40代/処方経験あり

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