本剤の成分又はレボフロキサシン水和物に対し過敏症の既往歴のある患者[9.1.1参照]
<適応菌種>
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌
<適応症>
外耳炎、中耳炎
通常、成人に対して、1回6〜10滴を1日2回点耳する。点耳後は約10分間の耳浴を行う。なお、症状により適宜回数を増減する。小児に対しては、適宜滴数を減ずる。
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 キノロン系抗菌薬に対し過敏症の既往歴のある患者(ただし、本剤又はレボフロキサシンに対し過敏症の既往歴のある患者には投与しないこと)[2.参照]
9.5 妊婦
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有効性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
14.1 薬剤交付時の注意
14.1.1 使用する際の薬液の温度が低いと、めまいを起こすおそれがあるので、使用時には、できるだけ体温に近い状態で使用すること。
14.1.2 点耳の際、容器の先端が直接耳に触れないように注意すること。
15.2 非臨床試験に基づく情報
オフロキサシンの経口投与により、動物実験(幼若犬、幼若ラット)で関節異常が認められている。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 1%未満 | 頻度不明 | |
| 過敏症 | − | 過敏症状 |
| 耳 | 耳痛 | 外耳道発赤 |
| その他 | − | 頭痛、菌交代症 |
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使いやすさ
投稿日: 2015/03/19 参考率: 93%(13人/14人)
麻酔科/60代/処方経験あり