重篤な腎機能障害のある患者[本剤の排泄が低下し、蓄積が起こり副作用の発現のおそれがある。]
本剤に過敏症の既往歴のある患者
内耳障害にもとづくめまい
セファドール錠25mg
通常成人1回1〜2錠、1日3回経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。
緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧を上昇させるおそれがある。]
薬疹、蕁麻疹等の既往歴のある患者
前立腺肥大等尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により排尿困難を悪化させることがある。]
胃腸管に閉塞のある患者[抗コリン作用により症状を悪化させることがある。]
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
制吐作用を有するため、他の薬物(ジギタリス等)の過量投与に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化することがある。
総症例5,951例中副作用が発現した症例は454例(7.63%)で、口渇(4.45%)、食欲不振(0.43%)、胸やけ(0.42%)等の消化器症状が最も多く、次いで浮動感・不安定感(0.68%)、顔面熱感(0.28%)、動悸(0.26%)等であった。(承認時〜1977年4月までの集計)
| 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
| 精神神経系 | 浮動感・不安定感*、頭痛・頭重感等 | 幻覚* | 錯乱 |
| 皮膚 ** | 発疹・蕁麻疹等 | ||
| 眼 ** | 調節障害 | 散瞳等 | |
| 肝臓 | 肝機能異常〔AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇等〕 | ||
| 消化器 | 口渇、食欲不振、胃・腹部不快感、胸やけ、悪心・嘔吐、胃痛等 | ||
| その他 | 傾眠、動悸、顔面熱感、口内違和感 | 排尿困難 |
*減量又は投与を中止すること。
**投与を中止すること。
セファドール錠25mg 8.4円/錠
セファドール顆粒10% 34.6円/g
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使いやすさ
投稿日: 2015/03/19 参考率: 100%(2人/2人)
麻酔科/60代/処方経験あり