フェノバルビタール散10%「マルイシ」

催眠・鎮静剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 フェノバルビタール
製造/販売 丸石製薬
剤形/規格
  • フェノバルビタール...

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禁忌

  • 本剤の成分又はバルビツール酸系化合物に対して過敏症の患者

  • 急性間欠性ポルフィリン症の患者〔ポルフィリン合成が増加し、症状が悪化するおそれがある。〕

  • ボリコナゾール、タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合)、アスナプレビル、ダクラタスビル、マシテンタン、エルバスビル、グラゾプレビル、チカグレロル、ドラビリン、アルテメテル・ルメファントリン、ダルナビル・コビシスタット、リルピビリン、リルピビリン・テノホビル ジソプロキシル・エムトリシタビン、リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン、ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド、ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシル、ソホスブビル・ベルパタスビル、ドルテグラビル・リルピビリンを投与中の患者〔「3.相互作用」の項参照〕

効能・効果

  • 不眠症、不安緊張状態の鎮静、

  • てんかんのけいれん発作

    • 強直間代発作(全般けいれん発作、大発作)、

    • 焦点発作(ジャクソン型発作を含む)、

  • 自律神経発作、精神運動発作

用法・容量

  • フェノバルビタールとして、通常成人1日30〜200mgを1〜4回に分割経口投与する。

  • 不眠症の場合は、フェノバルビタールとして、通常成人1回30〜200mgを就寝前に経口投与する。

  • なお、年齢、症状により適宜増減する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、てんかん重積状態があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。なお、高齢者、虚弱者の場合は特に注意すること。

  • 連用中は定期的に肝・腎機能、血液検査を行うことが望ましい。

  • 連用により薬物依存を生じることがあるので、てんかんの治療に用いる場合以外は、漫然とした継続投与による長期使用を避けること。本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討すること〔「4.副作用(1)重大な副作用」の項参照〕。

  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。

慎重投与

  • 高齢者〔「5.高齢者への投与」の項参照〕

  • 虚弱者、呼吸機能の低下している患者〔呼吸抑制を起こすことがある。〕

  • 頭部外傷後遺症又は進行した動脈硬化症の患者〔本剤の作用が強くあらわれることがある。〕

  • 心障害のある患者〔血圧低下や心拍数減少を起こすおそれがある。〕

  • 肝障害、腎障害のある患者〔これらの症状の悪化、又は血中濃度上昇のおそれがある。〕

  • 薬物過敏症の患者

  • アルコール中毒のある患者〔中枢抑制作用が増強される。〕

  • 薬物依存の傾向又は既往歴のある患者〔精神依存及び身体依存を示すことがある。〕

  • 重篤な神経症の患者〔依存を示すおそれがある。〕

  • 甲状腺機能低下症の患者〔甲状腺機能の異常をきたすおそれがある。〕

過量投与

  • 症状

    中枢神経系及び心血管系抑制。血中濃度40〜45μg/mL以上で眠気、眼振、運動失調が起こり、重症の中毒では昏睡状態となる。呼吸は早期より抑制され、脈拍は弱く、皮膚に冷汗があり、体温は下降する。肺の合併症や腎障害の危険性もある。

  • 処置

    呼吸管理。消化管に薬物が残留している場合は、胃洗浄、活性炭投与を行う。また、炭酸水素ナトリウム投与による尿アルカリ化、利尿剤投与により薬物の排泄を促進させる。重症の場合は血液透析や血液灌流を考慮すること。

その他の注意

  • ラット及びマウスに長期間大量投与(ラット:25mg/kg、マウス:75mg/kg)したところ、対照群に比較して肝腫瘍の発生が有意に増加したとの報告がある。

  • 血清免疫グロブリン(IgA、IgG等)の異常があらわれることがある。

  • 本剤と他の抗てんかん薬(フェニトイン、カルバマゼピン)との間に交差過敏症(過敏症症候群を含む皮膚過敏症)を起こしたとの報告がある。

  • 海外で実施された複数の抗てんかん薬における、てんかん、精神疾患等を対象とした199のプラセボ対照臨床試験の検討結果において、自殺念慮及び自殺企図の発現のリスクが、抗てんかん薬の服用群でプラセボ群と比較して約2倍高く(抗てんかん薬服用群:0.43%、プラセボ群:0.24%)、抗てんかん薬の服用群では、プラセボ群と比べ1000人あたり1.9人多いと計算された(95%信頼区間:0.6-3.9)。また、てんかん患者のサブグループでは、プラセボ群と比べ1000人あたり2.4人多いと計算されている。

取扱上の注意

  • 配合禁忌

    • 湿潤

      炭酸アルカリ

    • 湿度、温度変化で湿潤

      アンチピリン、サリチル酸ナトリウムテオブロミン、抱水クロラールなど

    • 変色

      ジギタリス製剤

  • 注意

    • 薬物代謝酵素を促進するので配合薬に留意すること。

    • 本剤は光によって徐々に退色(主薬の含量に影響はありません)することがあるので、開封後は湿気を避け、遮光して保存すること。

相互作用

相互作用序文

  • 本剤は薬物代謝酵素CYP3A等の誘導作用を有する。

薬物代謝酵素用語

CYP3A

併用禁忌

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ボリコナゾールブイフェンドタダラフィル肺高血圧症を適応とする場合:アドシルカアスナプレビルスンベプラダクラタスビルダクルインザマシテンタンオプスミットエルバスビルエレルサグラゾプレビルグラジナチカグレロルブリリンタ ドラビリン ピフェルトロ アルテメテル・ルメファントリンリアメット配合錠ダルナビル・コビシスタットプレジコビックス配合錠 これらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
リルピビリンエジュラントリルピビリン・テノホビル ジソプロキシル・エムトリシタビンコムプレラ配合錠 リルピビリンの代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビンオデフシィ配合錠 リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれがある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド ビクタルビ配合錠 ビクテグラビル及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するため、この薬剤の効果が減弱し、この薬剤に対する耐性が発現する可能性がある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド シムツーザ配合錠 ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれがある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドゲンボイヤ配合錠 エルビテグラビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれがある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルスタリビルド配合錠 エルビテグラビル及びコビシスタットの血中濃度が低下するおそれがある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ソホスブビル・ベルパタスビルエプクルーサ配合錠 ソホスブビル及びベルパタスビルの血中濃度が低下するおそれがある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ドルテグラビル・リルピビリンジャルカ配合錠 ドルテグラビル及びリルピビリンの血中濃度が低下するおそれがある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びUGT1A1誘導作用による。

併用注意

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
中枢神経抑制剤フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体、トランキライザー、トピラマート等抗ヒスタミン剤ジフェンヒドラミン等アルコール 相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。 相加的中枢神経抑制作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
MAO阻害剤 相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。 機序不明
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
三環系抗うつ剤イミプラミン等四環系抗うつ剤マプロチリン等 (1)相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。(2)これらの抗うつ剤の血中濃度が低下することがある。注) (1)相加的中枢神経抑制作用による。(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
メチルフェニデート 本剤の血中濃度が上昇することがあるので、本剤を減量するなど注意すること。 メチルフェニデートが肝代謝を抑制すると考えられている。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
バルプロ酸、スチリペントール (1)本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。(2)これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。注) (1)これらの薬剤が肝代謝を抑制する。(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
クロバザム (1)本剤の血中濃度が上昇することがある。(2)クロバザムの血中濃度が低下することがある。注) (1)機序不明(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
イリノテカン イリノテカンの活性代謝物の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、併用を避けることが望ましい。 本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
主にCYP3Aの基質となる薬剤(アゼルニジピン、イグラチモド、イマチニブ、カルバマゼピン、シクロスポリン、ゾニサミド、タクロリムス、フェロジピン、ベラパミル、モンテルカスト等、副腎皮質ホルモン剤(デキサメタゾン等)、卵胞ホルモン剤・黄体ホルモン剤(ノルゲストレル・エチニルエストラジオール等)、PDE5阻害剤(タダラフィル(勃起不全、前立腺肥大症に伴う排尿障害を適応とする場合:シアリス、ザルティア)、シルデナフィル、バルデナフィル)) これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、用量に注意すること。注) 本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
アミノフィリン水和物、クロラムフェニコール、テオフィリン、パロキセチン、フレカイニド これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、用量に注意すること。注) 本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ラモトリギン、デフェラシロクス、カナグリフロジン、ラルテグラビル これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。注) 本剤がこれらの薬剤のグルクロン酸抱合を促進する。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ルフィナミド これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。注) 機序不明
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
アピキサバン これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。注) 本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ソホスブビル、レジパスビル・ソホスブビル、グレカプレビル・ピブレンタスビル、テノホビル アラフェナミド これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。注) 本剤のP糖蛋白誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ドルテグラビル、ドルテグラビル・ラミブジン、ドルテグラビル・アバカビル・ラミブジン ドルテグラビルの血中濃度が低下するおそれがある。 本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用及びUGT1A1誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ドキシサイクリン ドキシサイクリンの血中濃度半減期が短縮することがある。 本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
クマリン系抗凝血剤(ワルファリン) クマリン系抗凝血剤の作用が減弱することがあるので、通常より頻回に血液凝固時間の測定を行い、クマリン系抗凝血剤の量を調整すること。 本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
アルベンダゾール アルベンダゾールの活性代謝物の血中濃度が低下し、効果が減弱することがある。 機序不明
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
利尿剤(チアジド系降圧利尿剤等) 起立性低血圧が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。 機序は不明であるが、高用量の本剤は血圧を低下させることがある。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
アセタゾラミド クル病、骨軟化症があらわれやすい。 本剤によるビタミンDの不活化促進、又はアセタゾラミドによる腎尿細管障害、代謝性アシドーシス等が考えられている。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
アセトアミノフェン 本剤の長期連用者は、アセトアミノフェンの代謝物による肝障害を生じやすくなる。 本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進されると考えられている。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。 セイヨウオトギリソウの肝薬物代謝酵素誘導作用によると考えられている。
  • 注)本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意すること。

副作用

副作用発現状況の概要

  • 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

  • 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(頻度不明)

    観察を十分に行い、発熱、紅斑、水疱・びらん、そう痒感、咽頭痛、眼充血、口内炎等の異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与などの適切な処置を行うこと。

  • 過敏症症候群(頻度不明)

    初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害等の臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。

  • 依存性(頻度不明)

    連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、不安、不眠、けいれん、悪心、幻覚、妄想、興奮、錯乱又は抑うつ状態等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。

  • 顆粒球減少、血小板減少(頻度不明)

    観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

  • 肝機能障害(頻度不明)

    AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

  • 呼吸抑制(頻度不明)

    観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

頻度不明
過敏症注1) 猩紅熱様発疹、麻疹様発疹、中毒疹様発疹
血液注2) 血小板減少、巨赤芽球性貧血
肝臓注3) 黄疸、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等の肝機能障害
腎臓注4) 蛋白尿等の腎障害
精神神経系 眠気、アステリキシス(asterixis)、眩暈、頭痛、せん妄、昏迷、鈍重、構音障害、知覚異常、運動失調、精神機能低下、興奮、多動
消化器 食欲不振
骨・歯 クル病注5)、骨軟化症注5)、歯牙の形成不全注5)、低カルシウム血症
内分泌系 甲状腺機能検査値(血清T4値等)の異常
その他 血清葉酸値の低下、ヘマトポルフィリン尿注4)、発熱
  • 注1)投与を中止すること。

  • 注2)投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

  • 注3)観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

  • 注4)連用によりあらわれることがある。

  • 注5)連用によりあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常(血清アルカリフォスファターゼ値の上昇、血清カルシウム・無機リンの低下等)があらわれた場合には、減量又はビタミンDの投与等適切な処置を行うこと。

薬価

フェノバルビタール散10%「マルイシ」 7.5円/g

評価サマリー

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