本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
アレルギー性結膜炎
通常1回1〜2滴を1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼する。
投与経路
点眼用にのみ使用すること。
投与時
点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないよう注意するよう指導すること。
使用の際は、最初の1〜2滴は点眼せずに捨てるよう指導すること。
二次汚染防止の保存剤を含有しない、1回使い捨ての無菌ディスポーザブルタイプの製剤であるので、使用後の残液は廃棄するよう指導すること。
点眼した時に液が眼瞼皮膚等についた場合は、すぐにふき取るよう指導すること。
使用方法
1本の容器を切り離す。残りは、再びアルミ袋に戻して開封口を折り曲げて閉じる。
容器上部の平らな部分をねじ切る。
点眼する前に、1〜2滴捨てる。
両眼に1〜2滴ずつ、容器先端部が直接、目に触れないように点眼する。使用後は残液を廃棄する。
保険給付上の注意
本剤は「アレルギー性結膜炎」患者のうち、「ベンザルコニウム塩化物に対し過敏症の患者又はその疑いのある患者」に保険給付が限定される。
保存上の注意
アルミ袋開封後、未使用の容器は、アルミ袋に戻して開封口を折り曲げて閉じ、1ヵ月以内に使用すること。
本剤の臨床試験等は実施していないので、ベンザルコニウム塩化物を含有するザジテン点眼液0.05%での成績を以下にあげる。
総症例6,557例中、副作用が認められたのは220例(3.36%)であった。主な副作用はしみる・眼刺激171件(2.61%)、眼瞼炎18件(0.27%)、眠気18件(0.27%)等であった。(再審査終了時までの集計)
| 頻度不明 | 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | |
| 過敏症 | 発疹、眼部腫脹、眼瞼浮腫、顔面浮腫 | 眼瞼炎、眼瞼皮膚炎、そう痒感 | - | 
| 眼 | 眼痛、霧視、眼乾燥、結膜炎、羞明 | 結膜充血、刺激感 | 角膜びらん | 
| その他 | 頭痛、口渇 | 眠気 | - | 
副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
ザジテン点眼液UD0.05%
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