本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
○アトピー性皮膚炎
○尋常性乾癬
<アトピー性皮膚炎>
通常,成人及び12歳以上の小児には,1日1回,適量を患部に塗布する。
<尋常性乾癬>
通常,成人には,1日1回,適量を患部に塗布する。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 皮膚感染症を伴う患者
皮膚感染部位を避けて使用すること。なお,やむを得ず使用する場合には,あらかじめ適切な抗菌剤,抗ウイルス剤,抗真菌剤による治療を行うこと,又はこれらとの併用を行うことを考慮すること。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。動物実験(ラット,皮下投与)で,臨床曝露量の108倍の曝露量で胎児体重の低値及び胎児骨格変異(鼻骨不完全骨化)の増加が報告されている
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット,皮下投与)で,乳汁中に移行することが報告されている
9.7 小児等
<アトピー性皮膚炎>
12歳未満の小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
<尋常性乾癬>
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
14.1 薬剤投与時の注意
14.1.1 粘膜,潰瘍,明らかに局面を形成しているびらん等への塗布は避けること。
14.1.2 万一,眼に入った場合は,直ちに水で洗い流すこと。
次の副作用があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 5%以上 | 1〜5%未満 | 1%未満 | |
| 感染症及び寄生虫症 | 適用部位毛包炎(17.0%) | 毛包炎 | |
| 神経系障害 | 頭痛 | ||
| 胃腸障害 | 上腹部痛,悪心 | ||
| 皮膚及び皮下組織障害 | 接触皮膚炎 | ざ瘡,乾癬,アトピー性皮膚炎 | 皮膚炎,毛孔性角化症,そう痒症,皮脂欠乏症,ざ瘡様皮膚炎,湿疹,色素沈着障害 |
| 一般・全身障害及び投与部位の状態 | 適用部位ざ瘡 | 適用部位刺激感,適用部位そう痒感,適用部位変色,適用部位多毛症,適用部位湿疹 | 適用部位疼痛,適用部位腫脹 |
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