モビコール

慢性便秘症治療薬

4.0625(1件) 薬の評価を見る
リスト同薬効薬剤
一般名 マクロゴール4000 塩化カリウム 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム
製造/販売 EAファーマ / 持田製薬
剤形/規格
  • モビコール配合内用剤

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禁忌

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

  • 腸閉塞、腸管穿孔、重症の炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病、中毒性巨大結腸症等)が確認されている患者又はその疑いがある患者[病態を悪化させるおそれがある。]

効能・効果

  • 慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)

用法・容量

  • 本剤は、水で溶解して経口投与する。

  • 通常、2歳以上7歳未満の幼児には初回用量として1回1包を1日1回経口投与する。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1〜3回経口投与、最大投与量は1日量として4包まで(1回量として2包まで)とする。ただし、増量は2日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1日量として1包までとする。

  • 通常、7歳以上12歳未満の小児には初回用量として1回2包を1日1回経口投与する。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1〜3回経口投与、最大投与量は1日量として4包まで(1回量として2包まで)とする。ただし、増量は2日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1日量として1包までとする。

  • 通常、成人及び12歳以上の小児には初回用量として1回2包を1日1回経口投与する。以降、症状に応じて適宜増減し、1日1〜3回経口投与、最大投与量は1日量として6包まで(1回量として4包まで)とする。ただし、増量は2日以上の間隔をあけて行い、増量幅は1日量として2包までとする。

注意事項

過量投与

  • 過量投与により、下痢又は嘔吐による過度の体液喪失が生じた際には、水分摂取、電解質補正等の適切な処置を行うこと。

適用上の注意

  • 調製方法

    本品1包あたりコップ1/3程度(約60mL)の水に溶解する。溶解後は速やかに服用すること。

  • 保存時

    やむを得ず保存する必要がある場合は、冷蔵庫に保存し、できるかぎり速やかに服用すること。

相互作用

副作用

副作用発現状況の概要

  • 承認時までの国内の臨床試験では192例中33例(17.2%)に副作用が認められている。主な副作用は下痢7例(3.6%)、腹痛7例(3.6%)であった。

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

  • ショック、アナフィラキシー(頻度不明)

    ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、蕁麻疹、呼吸困難、顔面浮腫等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

  • 以下のような副作用が認められた場合には症状に応じて、適切な処置を行うこと。

1〜5%未満 1%未満 頻度不明
過敏症注) 発疹 紅斑 血管浮腫、蕁麻疹、そう痒症
精神神経系 頭痛
消化器 下痢、腹痛、腹部膨満、悪心、腹部不快感、下腹部痛、裂肛、胃腸音異常 嘔吐、消化不良、鼓腸、肛門直腸不快感
その他 末梢性浮腫 高カリウム血症、低カリウム血症
  • 注):このような症状が発現した場合には、投与を中止すること。

薬価

モビコール配合内用剤 80円/包

評価サマリー

もっとも参考になった評価コメント

使いやすさ

投稿日: 2020/08/03 参考率: 98%(97人/99人)

外科/60代/処方経験あり

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