本剤の投与にあたっては,本剤の必要性を慎重に検討すること。[「効能・効果に関連する使用上の注意」の項参照]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
A型又はB型インフルエンザウイルス感染症
通常,成人及び12歳以上の小児には,20mg錠2錠(バロキサビル マルボキシルとして40mg)を単回経口投与する。ただし,体重80kg以上の患者には20mg錠4錠(バロキサビル マルボキシルとして80mg)を単回経口投与する。
通常,12歳未満の小児には,以下の用量を単回経口投与する。
| 体重 | 用量 |
| 40kg以上 | 20mg錠2錠(バロキサビル マルボキシルとして40mg) |
| 20kg以上40kg未満 | 20mg錠1錠(バロキサビル マルボキシルとして20mg) |
| 10kg以上20kg未満 | 10mg錠1錠(バロキサビル マルボキシルとして10mg) |
異常行動による転落等の万が一の事故を防止するための予防的な対応として,[1]異常行動の発現のおそれがあること,[2]自宅において療養を行う場合,少なくとも
細菌感染症がインフルエンザウイルス感染症に合併したり,インフルエンザ様症状と混同されることがある。細菌感染症の場合には,抗菌剤を投与するなど適切な処置を行うこと。[「効能・効果に関連する使用上の注意」の項参照]
重度の肝機能障害のある患者[使用経験がない。(「薬物動態」の項参照)]
本剤の過量投与に関する情報は得られていないが,副作用があらわれた場合には,症状に応じて適切な処置を行うこと。
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)
ラットにおいて本薬投与によりプロトロンビン時間(PT)及び活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)の延長が認められたが,ビタミンKとの併用時にはPT及びAPTTの延長は認められなかったとの報告がある
成人及び12歳以上の小児を対象とした臨床試験における安全性評価対象例910例中,臨床検査値の異常変動を含む副作用は49例(5.4%)に認められた。主なものは,下痢12例(1.3%),ALT(GPT)増加8例(0.9%)であった。(承認時)
12歳未満の小児を対象とした臨床試験における安全性評価対象例105例中,臨床検査値の異常変動を含む副作用は4例(3.8%)に認められた。主なものは,下痢2例(1.9%)であった。(承認時)
| 1%以上 | 1%未満 | |
| 精神神経系 | 頭痛 | |
| 消化器 | 下痢 | |
| その他 | ALT(GPT)増加,AST(GOT)増加 |
ゾフルーザ錠10mg 1507.5円/錠
ゾフルーザ錠20mg 2394.5円/錠
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投稿日: 2019/02/07 参考率: 83%(10人/12人)
外科/40代/処方経験あり