漢方処方の調剤に用いる。
漢方処方の調剤に用いる。
本剤の使用にあたっては、漢方処方における患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
サンシシ含有製剤の長期投与(多くは5年以上)により、大腸の色調異常、浮腫、びらん、潰瘍、狭窄を伴う腸間膜静脈硬化症があらわれるおそれがある。長期投与する場合にあっては、定期的にCT、大腸内視鏡等の検査を行うことが望ましい。[11.1.1参照]
他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。
本品の品質を保つため、できるだけ湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管すること。
開封後は特に湿気を避け、取扱いに注意すること。
本品は生薬を原料としているので、色調等が異なることがある。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 腸間膜静脈硬化症(頻度不明)
長期投与により、腸間膜静脈硬化症があらわれることがある。腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれた場合、又は便潜血陽性になった場合には投与を中止し、CT、大腸内視鏡等の検査を実施するとともに、適切な処置を行うこと。
なお、腸管切除術に至った症例も報告されている。[8.2参照]
小島山梔子M 1.59円/g
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